Android スマートフォンで YouTube や Duolingo、Reddit など一部のアプリを使用中にスクリーンショットを撮影すると、「◯◯がこのスクリーンショットを検出しました」というバナーが表示されることがあります。
この通知はアプリに画面を監視されているように見えますが、実際はアプリの不審な動作ではなく、 Android 14 で導入された OS の標準機能によるものです。
Android 14 のスクリーンショット検出機能の仕組み
Android 14 では、プライバシー保護の標準機能としてスクリーンショット検出機能が追加されました。これは特定のアプリを開いているときにユーザーがスクリーンショットを撮影すると、アプリ側がそのアクションを検知できる仕組みです。
同時に Android システム側からユーザーに対しても、アプリがスクリーンショットの撮影を検知したことが通知されます。
この機能は、インストール時に付与される android.permission.DETECT_SCREEN_CAPTURE という権限と、アプリが特定の画面でのみ検知できるようにする API を通じて動作しています。Google の公式ドキュメントによれば、この検出は物理ボタンを使った通常のスクリーンショット撮影にのみ反応します。
実際に筆者も Pixel デバイスの YouTube アプリで試してみたところ、スクリーンショットを撮影すると画面下部に「YouTube がこのスクリーンショットを検出しました。」という通知が表示されました。

検出機能の目的とプライバシーへの影響
Reddit で Duolingo のスタッフが回答したことによると、アプリ側がこの機能を利用する主な目的は、スクリーンショットのブロックではなく、ユーザーがスクリーンショットを撮影した直後にシェア用のメニューを表示させるといった利便性の向上とされています。
また、アプリ側にはスクリーンショットが撮影されたことだけが送信され、画像データ自体がアプリに送信されるわけではありません。この機能はアプリのインストール時に権限が付与されるため、手動でオフにする設定はありませんが、プライバシーは保護されています。
従来のスクリーンショットのブロック機能との違い
銀行・決済系アプリや動画配信サービスで画面が真っ黒になる「スクリーンショットのブロック」と、今回の「スクリーンショット検出」は全く別の仕組みとなります。
スクリーンショット検出の通知が表示された場合でも、単にポップアップが出るだけで、スクリーンショットの画像は普段通りデバイスに保存されています。
通知が出たからといって機能が制限されたりアカウントに影響が出たりするわけではないため、設定等を変更することなくそのまま使用を続けて問題ありません。
まとめ
Android 14 以降で「スクリーンショットを検出しました」という通知が出ても、これは OS の標準的なプライバシー保護機能によるものです。
画像の中身がアプリに送信されたり、撮影自体がブロックされたりしているわけではないため、設定などを気にする必要はなく、これまで通り安心して使い続けて問題ありません。
via PiunikaWeb


