Google Pixel スマートフォンにおいて、標準の「Pixel カメラ」アプリで明るさ(露出)とシャドウを調整するスライダーが反応しなくなる問題が報告されています。
PiunikaWeb によれば、最新の安定版バージョン 10.2 を実行している Pixel デバイスでもこの問題が確認されています。
スライダーが反応しなくなる問題の詳細
この問題は、特定の操作を行った後にカメラの露出・シャドウのコントロールが機能しなくなるという不具合です。
カメラアプリを起動した直後は正常に機能し、タップしてフォーカスを合わせ、「クイックアクセスコントロール」でスライダーを動かすとリアルタイムでプレビュー画面に反映されます。
しかし、1枚写真を撮影してプレビュー画面を開いたり、別のアプリに切り替えてから再びカメラに戻ったりすると、スライダーが反応しなくなります。
スライダー自体を上下にドラッグすることはできるものの、プレビューの明るさは変わらず、スライダーがデフォルトの位置に戻ってしまうケースも報告されています。
影響を受けるデバイス
影響を受けるデバイスは、Google Pixel 6、Pixel 7、Pixel 8、Pixel 9 シリーズおよび Pixel Fold です。現時点では、最新の Pixel 10 シリーズでの発生報告は確認されていません。
筆者も Pixel 10 Pro / Pixel 10 Pro Fold でカメラアプリを使用していますが、今回の問題には遭遇したことはありません。
なお、ユーザーの報告によると、この問題は昨年11月のアップデート以降に発生し始めたとみられています。セーフモードでも同様の問題が発生するため、サードパーティ製アプリとの競合が原因ではないと考えられます。
現時点での対処法
現在有効な対処法は、「最近使ったアプリ」から「Pixel カメラ」アプリを完全にスワイプして閉じるか、設定からアプリを強制停止して再起動することです。
ただし、アプリを再起動して直った場合でも、写真を 1 枚撮影すると再び不具合が発生することが多いため、一時的な解決策にとどまります。
撮影時に手動で露出やシャドウを調整するユーザーにとっては、撮影作業の妨げとなる不具合です。現時点で Google はこの問題についてのコメントを出していませんが、複数の世代の Pixel で再現性のある問題であるため、今後のアップデートによる早急な修正が待たれます。


