Samsung は Galaxy S25 シリーズのすべてのモデルに Qualcomm の Snapdragon 8 Elite を採用するというのはほぼ確実ですが、水面下では Samsung Exynos 2500 を搭載する Galaxy デバイスはまだテストされているようで、最近になって再び Exynos 2500 の Galaxy S25+ のベンチマークが Geekbench に登場したことが報告されました。
これはリーカーの Jukanlosreve氏 (Wccftech 経由)によるもので、Geekbench 6 で Galaxy S25+ のプロトタイプによるベンチマークが掲載されていることが発見されました。11月初めにも Galaxy S25+ の Exynos 2500 搭載モデルが発見されていますが、結局のところ状況は変わっていないようです。
今回発見されたデバイスは12月3日に追加されたもので、シングルコアは2,358、マルチコアは8,211という結果になっています。前回発見されたデバイスもシングルコアが2,359、マルチコアが8,141 という結果であり、ほぼ変化はありません。
これを Qualcomm の Snapdragon 8 Elite のリファレンスモデルと比較すると、シングルコアは約37%低く、マルチコアスコアは29%低いパフォーマンスになるとしています。前回のスコアと同様に、Exynos と Snapdragon の性能の差がかなりのものとなります。
Samsung は 3nm プロセスの歩留まりの問題で Exynos 2500 を Galaxy S25 シリーズに導入できないようですが、そもそもパフォーマンスでもこれだけの差があるとしたら仮に Exynos 2500 が量産できたとしてもユーザーとしては勘弁してもらいたいですね。過去のモデルでも、ここまでの差はなかったと思います。
いずれにしても Samsung は様々な事情で Galaxy S25 シリーズでは Snapdragon 8 Elite を搭載することになり、Exynos 2500 は来年の折りたたみ式スマートフォンなどで搭載される可能性があります。