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Amazfit Helio Ring を実機レビュー。スマートリングの入門編としてもおすすめ

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今回の記事では今年1月にグローバルで発表10月から日本でも販売を開始している Amazfit 初のスマートリング Amazfit Helio Ring の実機レビューをお届けします。なお、レビューにあたり実機の提供を受けています。

Amazfit Helio Ring は指輪型のウェアラブルデバイス(スマートリング)で、スマートウォッチと近い健康測定機能などを備えていますが、指輪型のため邪魔や負担になりにくく、特に睡眠時の装着に適しています。

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スマートフォンと連動することで運動測定も可能ですが、主に身体やメンタルの回復に焦点を当てて設計されています。例えば、活動の準備度を数値で表すレディネススコア、皮膚電気活動(EDA)センサーによるストレスレベル、詳細な睡眠モニタリングなどを測定することができます。睡眠中の安静時心拍数とHRB(心拍変動)の測定、心拍数や血中酸素レベルの測定も可能です。

Helio Ring と Amazfit スマートウォッチと組み合わせて装着することでデータを統合し、より正確な評価が可能になりますが、Helio Ring だけでも使うことができます。そのため、日中は Amazfit スマートウォッチで寝るときに Helio Ring と切り分けることもできますし、腕時計や別メーカーのスマートウォッチを使って Helio Ring も使うといったことも可能です。

なお、Helio Ring を使って健康や睡眠の測定をすることにサブスクリプションは不要で、本体を購入して Zepp アプリをインストール&セットアップすれば、そのまま使い続けることができる点もメリットの1つとなります。

目次

仕様とバッテリー

Amazfit Helio Ring の主な仕様は次のとおりです。

サイズ幅 8mm
厚み 2.6mm
リングサイズ
(カッコ内は日本サイズ)
US 8 (16号) : 60.3mm
US 10 (20号) : 66mm
US 12 (25号) : 71.3mm
重さUS 8 : 3.65g
US 10 : 3.75g
US 12 : 3.82g
本体素材外側 : チタン
内側 : 樹脂
防水10ATM
バッテリー最大4日間US 8 : 16.5mAh
US 10 : 18.5mAh
US 12 : 20.5mAh
充電方法ワイヤレス充電
約1時間40分で満充電
健康測定心拍数/血中酸素/ストレス
睡眠段階(REM含む)
昼寝
睡眠時 呼吸の質
睡眠スコア
PAI 健康評価
心拍数回復
月経周期追跡
レディネススコア
その他機能Zepp コーチ
レース達成予測
Zepp Aura (課金)
接続Bluetooth LE

小さいサイズながらバッテリー駆動時間は最大4日間となっています。今回のレビューでは一番大きい US 12 のサイズを選択していますが、様々な健康測定機能を有効にして1日45分前後の運動測定も行い、だいたい3日半ほどバッテリーが持続しています。かなり緩く使っていますので、もう少ししっかりと使っていたり、小さいサイズを使っている場合はもう少し短くなると思います。

健康測定も幅広く対応しており、本体は専用の充電ベースに置くことでワイヤレスで充電することができます。充電ベースは USB-C ポートで接続するタイプですが、ケーブルは同梱されておらず充電ベースのみとなっています。

充電時間は約1時間40分と少し時間がかかります。そのためバッテリーを使い切るというよりも、毎日あるいは2〜3日ごとに決まったタイミングに充電するといった使い方をしたほうが安心です。

デザイン

Amazfit Helio Ring は少し無骨なデザインですが、派手すぎず目立ちにくい見た目のため、どのような場面でも違和感なく装着することができます。外側の本体素材はチタン製のため傷に強く丈夫で、重さも4g未満と軽量です。

今回は US 12 サイズを使っていますが、国内では3サイズ展開しかないため、自分にピッタリと合うサイズを見つけるには少し難しいことがネックです。サイジングキットもないので、オンラインだけで購入するには少しハードルが高いかもしれません。

公式サイトでも、できることなら購入前に家電量販店の店頭などでデモ機を使って合うサイズを選ぶことを推奨しています。

装着は上にドット柄、センサー部分の中央には線が1本走っているためこれを指の腹部分に来るようにします。手汗によりストレス反応を測定することもあるため、センサー部分が指腹側にないと正確な測定ができません。

なお、最適な測定結果を得るためには人差し指に装着することが推奨されています。それが難しければ中指または薬指に装着します。ただし、親指は他の指に比べてデータの測定精度が低いことが示されていることから推奨されていません。

指輪ないしスマートリングに慣れるまでは人それぞれですが、本体の重さもそれほどではなく、スマートウォッチよりも負担は少ないと思います。また、10ATMの耐水性があるように汗や手を洗うときに濡れても問題はなく、長時間装着するにも悪くありません。ただ、シャワーや風呂など温水については使用保証外のようなので注意してください。

測定機能とアプリ

Helio Ring は運動中の測定というよりも、休息や睡眠時の装着に適していて、回復状況をモニタリングするときに便利です。測定結果は他の Amazfit スマートウォッチと同様に Zepp アプリを使って確認します。例えば、アプリのホーム画面では、レディネススコア、睡眠スコア、安静時の心拍数、心拍変動、完全回復時間などを見ることができます。

アプリのホームページ上に表示するデータカードは自由に編集(表示・非表示、並べ替え)が可能です。

このほかにも睡眠測定の結果とインサイトを見ることもでき、インサイトは1日毎や先週の期間などのパターンがあるため、ここで睡眠の傾向や改善のためのガイドも確認できます。これを見られること自体は Amazfit スマートウォッチと変わりありません。

しかし、小さな本体で測定できる情報はスマートウォッチと同じであるため、睡眠時にスマートウォッチを装着して寝ることに違和感があったり、長時間つけていると肌荒れなどの不安があるユーザーにはおすすめできます。

なお、アプリから次のような健康測定の設定が可能です。

  • 自動心拍数モニタリング
    • 5分、10分、30分、オフ
  • 高心拍数アラート
    • 100、110、120、130、140、150 回/分のいずれか または オフ
  • 低心拍数
    • 40、45、50 回/分のいずれか または オフ
  • 睡眠モニタリングアシスト
  • 睡眠時呼吸の質のモニタリング
  • 自動ストレスモニタリング
  • ストレス緩和通知
  • オートエモーションモニター
  • 血中酸素自動モニタリング
  • 低酸素血症
    • 80%、85%、90%、オフ

測定頻度を調整できる点は Amazfit の良いところです。バッテリーの消費に影響があるため、必須ではない機能をオフにすることもできます。

Helio Ring も健康測定だけでなく運動測定(スポーツモード)にも対応しており、運動中に装着していれば歩数、消費カロリー、距離、ペース、心拍数などのデータをモニタリングすることができます。さらに運動後は VO2 Max や回復時間、トレーニングの効果と負荷なども確認できます。ただし、GPS は本体に内蔵されていないため、位置情報の測定を利用したい場合には対応する Amazfit スマートウォッチもしくはスマートフォンを一緒に持ち運び必要があります。

使用感

1週間以上継続してテストしていますが、睡眠中はスマートウォッチよりも邪魔になりづらいため、毎日常に装着していても負担に感じることはほぼありません。唯一、石鹸を使って手を洗うときなどに気になるくらいです。昼寝の測定にも対応しているため、スマートウォッチがなくても睡眠メインの測定なら Helio Ring だけでも十分かもしれません。充電も2〜3日に1度のタイミングで、風呂前などに充電しておくクセをつけておけば安心です。

あとは指輪に慣れているかどうかです。装着し始めたときには少し違和感はありましたが、数日着けていれば慣れました。とはいえ、なにかの拍子に落としたときなどに不安はあります。一応、Zeppアプリから「デバイスを探す」を使うことで Helio Ring の内側LED(緑色)を点灯させることができるため、部屋のなかなどで転がしてしまった場合などでは見つけやすいです。

ただ、先日酔っぱらってなぜかバッグのポケットに入れたようで、翌日どこに置いたかを完全に忘れていて探しまわったことがありました。このときはアプリで Helio Ring が接続されている(近くにある)ことは確認できていたので、幸いにも発見することができましたが、予想外の場所にあるときやどこで落としたかわからないときに見つけづらい点がネックです。

Android であれば「デバイスを探す」ネットワークに対応したデバイスのように、どの位置にあるのか、もしくはどこで接続が切れたかを把握できるような機能があればさらに安心のように思います。

焦ったのはこのときくらいで、それ以外では特に気にせず装着することができています。私は昼も夜もスマートウォッチ+スマートリングですが、日中は Amazfit スマートウォッチ、寝るときには Helio Ring という使い分けもできるので、Amazfit スマートウォッチを使っているのであれば、特におすすめです。

一方、Amazfit スマートウォッチを使っていないユーザーにもおすすめですが、この場合はいくつか競合の選択肢もあることは事実です。競合とは機能や価格、追加コストを比較してみればどちらを選ぶかは検討するほうが良いでしょう。

また、途中でもお伝えしたように Helio Ring には3サイズの展開しかないこと、サイジングキットがないためサイズを確かめるハードルが少し高い(とくにオンライン)ことがネックです。これも近くに Helio Ring が置いてある家電量販店があれば良いのですが、そうでない場合は自分で紙などを使ってサイズを測るしかないため、サイズ間違いには注意が必要です。

Credit : Amazfit 公式サイト

購入時の注意点を除けば使いやすいスマートリングです。初めてスマートリングを買うユーザーや睡眠時にスマートウォッチを着けたくないから代わりになるウェアラブルデバイスを探しているユーザーなどにもおすすめです。

まとめ

ということで、今回は Amazfit ブランドから初めてリリースされたスマートリング Amazfit Helio Ring のレビューでした。

Helio Ring の価格は49,900円とスマートリングのなかでも少し手頃な価格設定で、サブスクリプションも必要ないため手が届きやすいモデルです。単独で使うことも Amazfit スマートウォッチと組み合わせて使うこともできるため、入門用のスマートリングとして良い選択肢になります。とくに Amazfit スマートウォッチを使っているユーザーにはベストな選択肢ですので、ぜひ検討してみてください。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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