日本エイサーがグローバルで今年4月に発表された Intel Core i3-N305 プロセッサを搭載した新しい「Acer Chromebook Plus 514」を、日本でも発売することを発表しました。デバイスは本日(2024/06/26)から販売開始となり、公式ストアやAmazon、楽天市場などで取り扱われます。
なお、今回の日本向けモデルにはタッチ対応の「CB514-4HT-N38Q」とタッチ非対応「CB514-4H-N38Q」の2つのモデルがありますが、タッチ非対応モデルは法人向けでのみ販売され、タッチ対応モデルがコンシューマー(個人ユーザー)向けとなっています。ただ、両者はディスプレイの違いを除いて構成はすべて共通しています。個人向けの販売価格は79,800円(公式サイト)となります。
新しい「Acer Chromebook Plus 514 CB514-4H/4HT」は14インチ IPS フルHD ディスプレイ、Intel Core i3-N305 プロセッサ、8GBRAM と 128GB ストレージを搭載し、1080p Web カメラ、最大11時間のバッテリー駆動時間、MIL-STD 810H に準拠した堅牢性などを備えています。バッテリーは急速充電対応で30分で50%まで充電可能です。
ポートは USB-C が2つ、USB-A が2つ、microSDカードスロットがあり、Wi-Fi 6E と Bluetooth 5.1 サポート、DTS オーディオ なども搭載しています。
「Acer Chromebook Plus 514 CB514-4H/4HT」のスペックは次のとおりです。
スペック
型番 | CB514-4H (法人) CB514-4HT (個人) |
---|---|
ディスプレイ | 14インチ IPS 1920×1080 300nits (個人向けのみ) タッチスクリーン アンチグレア |
CPU | Intel Core i3-N305 |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSD |
カメラ | 1080p Webカメラ プライバシーシャッター |
ネットワーク | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.2 |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 3.5mm Audio |
バッテリー | 最大11時間 |
その他 | MIL−STD 810H DTS Audio (法人のみ) Chrome Enterprise Upgrade 対応 |
サイズ | 326.87×224.93×20.5mm |
重さ | 1.43kg |
自動更新ポリシー | 2033年6月 |
Chromebook は多数の選択肢を用意しても混乱しがちなので、個人と法人で1モデルだけの展開というのはわかりやすくて良いですね。こちらも Chromebook Plus デバイスとしてスタンダードなデバイスに仕上がっています。
ちなみにこの新しい Chromebook Plus 514 ですが、たまたま事前に触れる機会があったので日本語配列キーボードの写真を収めています。エンター周りがやや窮屈なことがネックですが、全体の質感は昨年の Ryzen を搭載した Chromebook Plus 514 よりも良かったのでお勧めできるモデルです。
Acer Chromebook Plus 514 は Acer 公式サイトのほか Amazon.co.jp や楽天ビックカメラなどでも販売されていますので、ぜひチェックしてみてください。