Acer が2022年にゲーミング Chromebook の第1弾でリリースした｢Acer Chromebook 516 GE｣のアップデートモデルとなる｢Acer Chromebook Plus 516 GE｣に関する話題がちらほら登場しており、新しいモデルは インテル第13世代プロセッサを搭載する可能性が報告されました。
まず、｢Acer Chromebook Plus 516 GE｣の存在は ChromeOS のアップデートを確認できる公式サーバー(cros.tech)上にすでに名前があり、現行モデル(Osiris)と同じ Brya ボードをベースに構築されていることを確認することができます。
現在の Acer Chromebook 516 GE はインテル第12世代の Core i5-1240P を搭載していますが、新しい Acer Chromebook Plus 516 GE では第12世代ではなく第13世代(Raptor Lake / RPL)へと切り替えられることが開発コードから示されています。
これにより、同じボードを使用していますが、新しいモデルは13世代を搭載する可能性は非常に高いと考えられます。現行からのアップグレートとなれば、おそらく Core i5-1340P を搭載することになると思われます。
基本的には現行 Acer Chromebook 516 GE をベースに構築されているので共通点は多くなると思います。性能面では申し分はありませんが、実機を使っていると気になってくるのはスピーカーの物足りなさやキーボードバックライトが思ったよりも暗いこと、タッチ操作への非対応といった点です。
このうち、バックライトキーボードについては Chromebook 516 GE よりも明るい RGB バックライトを搭載する(あるいは明るくするために再調整される)可能性が示されています。ソフトウェア側で改善するものでもなさそうなので、現行モデルは残念ですが新しいモデルは期待できそうです。
これ以外のスピーカーとタッチ操作への対応については現時点では確認できず、据え置きとなる可能性があります。
いずれにしても Acer は新しいゲーミング Chromebook というより現行モデルのアップグレードモデルをリリースする可能性が高く、それはすでに良いところまで進んでいるようです。現行モデルは2022年10月に発表されており、製品サイクルから考えると新しい Acer Chromebook Plus 516 GE も同じようなタイミングでリリースされる可能性はあると思います。
