Google Meet が背景とフィルターの組み合わせに対応。AIによる照明と音声の改善機能も追加

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Google は Google Meet で見た目をカスタマイズするための機能を含む3つの新機能をリリースしたことを発表しました。また、この機能の追加に伴い一部のインターフェースも変更されました。

最初に見た目のカスタマイズでは、ビジュアルエフェクト(背景)とフィルターを組み合わせることができるようになりました。これにより、いままではぼかしまたは背景、あるいはフィルターのみしか選択できなかったエフェクトをそれぞれ選択することで、以下の例のように雪の降る背景に変更してマフラーのフィルターも付けるといったことが可能になります。

Google

インターフェースも微妙に変更されており、これまで背景・フィルターとしてまとめられていた箇所がカテゴリごとに分かれるようになっています。

さらに Duet AI for Google Workspace Enterprise アドオンを利用しているドメインでは、新しいスタジオライティング機能を使用することで明るさコントロールすることができるようになります。この設定では照明の位置や明るさ、色を調整することができます。

3つ目はオーディオ品質の改善を行うもので、こちらも Duet AI for Google Workspace Enterprise アドオンを利用しているドメインのみですが、AIを使用してより高いオーディオ周波数を再現し、一般的な Bluetooth ヘッドセットやダイヤルインで参加しているユーザーの低品質なオーディオを自動的に改善する機能です。

エフェクトとフィルターの組み合わせはウェブとモバイルで利用できますが、スタジオライティングとサウンドはウェブのみとなります。展開のペースも微妙に異なっており、次のようなリリースタイミングとなっています。

  • エフェクトとフィルター
    • 即時リリースドメイン(Web) : 2024年1月17日から最大15日
    • 即時リリースドメイン(Android/iOS) : 2024年1月16日から最大3日
    • 計画的リリースドメイン(Web) : 2024年1月29日から最大15日
    • 計画的リリースドメイン(Android/iOS) : 2024年1月17日から最大15日
  • スタジオライティング
    • 即時リリースドメイン : 2024年1月17日から最大15日
    • 計画的リリースドメイン : 2024年1月29日から最大15日
  • スタジオサウンド
    • 即時リリース・計画的リリースドメインとも2024年1月17日から最大3日

詳細については Google Workspace Updates をご確認ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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