GoogleがChromeOSデバイス向けに安定版(Stable)の新バージョンとなる ChromeOS 112 へのアップデートをリリースしたことを発表しました。このアップデートによって ChromeOS Stable 112.0.5615.62 および プラットフォームバージョン 15359.45.0 へと更新されます。
今回のアップデートでは、Chromeブラウザと同じくセキュリティの修正やバグ修正などが行われており、いくつかの新しい機能も追加されています。
スクリーンキャプチャにキーとクリックの入力を表示
操作方法など人に教える際に役立つ機能として、スクリーンキャプチャ(画面収録)の実施時に、クリックとキーボードの入力を字幕のように表示する機能が追加されました。
これによって見ている人が、どのような操作をしているのかがわかりやすくなります。また、音声録音時の文字起こし機能に日本語表示が追加されています。
ファスト ペアリング されたデバイスの一覧が追加
ChromeOS 112では、設定アプリ内のBluetoothのページに[アカウントに保存されているデバイス]という項目が表示され、ここにGoogleアカウント内に保存されているファスト ペアリング(Fast Pair)されたデバイスの一覧が表示されます。
ファストペアリングされたデバイスを確認できるとともに、次回ペアリングされないようにアカウントから削除することもできます。
Googleのコミュニティへの投稿やユーザーからの報告では大きな変更はこのくらいですが、ほかにも確認でき次第、追加していきます。
なお、ChromeOS 112へのアップデートは数日間にわたって段階的に展開されていますので、お手持ちのデバイスによってはまだ更新されていない可能性があります。