Choetechの周辺機器は過去にいくつかレビューしていますが、今回はMag Safe対応のワイヤレス充電器「Choetech モバイルバッテリー B651 (10,000mAh)」をレビューしていきます。
このモバイルバッテリーは、Qi/MagSafeに対応しているため、iPhoneはもちろんAndroidスマートフォンやQi対応のデバイスを充電することができます。
またUSB-Cポートによる有線充電も対応し、ワイヤレスと合わせて2つのデバイス充電にも対応。USB-CはPD規格に対応しているため最大20Wの充電が可能(2台同時だと合計最大15W)。
背面には折りたたみ式のスタンドが付いており、10,000mAh容量で重さ208g(実測値)、コンパクトで持ち運ぶにはちょうど良いサイズ感のモバイルバッテリーです。
基本仕様は以下のとおり。
型番 | B651 |
パッケージ内容 | モバイルバッテリー×1 USB Type-C to Cケーブル×1 取扱説明書×1 |
材質 | ABS+PC |
インターフェース | USB Type-C×1 |
容量 | 10,000mA |
入力 | DC5V/3A、9V/2A |
出力 | USB Type-C ポート:最大20W ワイヤレス充電:10W/7.5W/5W 2台同時:最大15W |
サイズ | 110mm×65mm×20mm |
重量(実測) | 208g |
対応機種は公式などを確認してもらうほうが確実ですが、Mag Safe対応のiPhoneをはじめQi対応のAndroidスマートフォン、周辺機器などに幅広く対応します。
ただし、iPhone 13 Proに関してはカメラが干渉するためワイヤレス充電には非対応(USB-C 有線充電はOK)となりますのでご注意ください。
では実機をチェックする前に実際の付属品も合わせて紹介しておきます。
バッテリ本体とケーブル、取説に加えてメッシュポーチも入っていますので、持ち運びのときに本体にキズがついたり、意図せぬ接触を避けられるようになっています。
バッテリーの本体は、10,000mAhと容量が多いため厚み約20mmとなっていますが、208gと最近の大型スマートフォンより軽量なため、ズッシリとした重さは感じではありません。
本体側面には電源ボタンとUSB-Cポート、LEDインジケーターがあり、背面にはスタンドがあります。
Mag Safe対応機種であればピタッとくっついてズレませんが、非対応機種(Androidスマートフォンなど)ではスタンドを活用することは難しいです。
横方向(ランドスケープ)での使用が中心になると思いますが、スマートフォンでよく動画を見る人にはちょうど良いです。
縦方向でもスタンドを使うことはできますが、角度はかなり急になり不安定な感じですので、個人的には縦方向での利用はおすすめしません。
充電に関しては、Mag Safe対応のiPhoneであればしっかりとくっついて充電されるため、とくに不安は感じません。
しっかりと置いて使えるのであれば、AndroidスマートフォンでもAirPods Proでも問題なく充電できますが、デバイスによってはコイルの位置関係で充電できない(置く位置が難しい)場合もあります。
私の場合、ワイヤレスイヤホンのJabra Elite 85tだと充電できませんでした(対応面が細いせいか、置き場所がわからん)。
充電しながら手に持つ場合でもMag Safeなら問題ありませんが、非対応だとズレてしまうことが多々ありますので、少々使いづらいかもしれません。
とは言え、スタンドが付いていることからも基本的には置いて使うことが前提で、動画などを見ながら充電する必要がある場合に重宝します。
ただ、使っていて気づいたことはバッテリーを充電しながら(パススルーのように電源に接続しながら)デバイスをワイヤレス充電することには対応していないようです。
あとは5,000mAhに比べてバッテリー容量が大きいのでサイズは増していますが、長時間充電できない状況や複数のデバイスを充電する機会がある人にとっては、その分安心感もありますので、悪い選択肢ではないと思います。
もし、コンパクト&軽量で10,000mAhのMag Safe対応 モバイルバッテリーをお探しであれば「Choetech B651」を検討してみてはいかがでしょうか。