昨年10月に開催されたnext@acerにて発表されたChromebookのうち、インテル第11世代Core i5-1130G7を搭載した14インチモデル「Acer Chromebook Spin 514(CP514-2H-5556)」が米国Amazonに日本直送対応で登場しています(販売自体は1月頃から)。
「Acer Chromebook Spin 514」の本体価格は799.99ドルとなっていて送料等はおよそ103ドル(Expedited Shippingの場合)、日本円にしてトータル105,380円(筆者の場合)で輸入が可能となっています。
ただ第11世代のCore i5を搭載するためハイエンドモデルと言うものの、搭載されているCore i5-1130G7は当サイトで以前レビューした「ASUS Chromebook Flip CX3(CX3400)」と同様のファンレスモデルになるため、Core i5-1135G7より性能が落ちる点に注意が必要です。
米国Amazonで販売されている「Acer Chromebook Spin 514(CP514-2H-5556)」のスペックは以下のとおり。
型番 | CP514-2H-5556 |
ディスプレイ | 14インチ IPS 1920×1080 タッチ対応 |
CPU | Core i5-1130G7 |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | microSD |
ネットワーク | Wi-Fi 6 ax Bluetooth 5.0 |
ポート | USB-C x2 USB-A x1 3.5mmジャック |
バッテリー | 最大10時間 |
その他 | MIL-STD 810H |
サイズ | 322.6×210.8x17mm |
重さ | 1.4kg |
なかなか判断が難しいところですが、改めてスペックを見たあとにトータル10万超えになる可能性を考えると、ストレージ以外はほぼ同じスペック+本体収納式スタイラスペンを備える「ASUS Chromebook Flip CX3(CX3400)」のほうが良い気がしてきます。
かと言って、この値段を出すなら他にも良いハイエンドモデルが多数選択肢になるわけなので…あとは好みと予算の問題になってしまいそうですね。
個人的にはこの価格であれば、同じく第11世代Core i5(ただし1135G7の)を採用する「Acer Chromebook Spin 713(2021)」を輸入したり、国内でも販売されている「ASUS Chromebook Flip C436FA」、「HP Chromebook x360 13c」など一世代前のハイエンドモデルを選ぶほうが良さそうです。
もしくは、日本直送対応になっているSnapdragon 7cを搭載するLTE対応モデル(と思われる)「Acer Chromebook Spin 513」もスペック的にはスタンダードモデルとなりますが、こちらも悪い選択肢ではないと思います。