Chromebook(Chrome OS)に今後追加される｢Phone Hub｣という機能について、これまで何度かお伝えしてきました。
この機能は、ChromebookとAndroidスマートフォンの連携を強めるもので、Canaryチャンネルなどでは通知のミラーリングや最近開いたChromeタブの同期、サイレントモードなどのクイック設定などができるようになることは、これまでの情報でわかっています。
ただ、現状では開発途中ということもあって、動作しない機能やまだ未発見の機能が含まれている可能性があるため、その全体像ははっきりとしていません。
そして今回、9to5Googleが新しい機能を発見しており、これによれば｢Phone Hub｣機能はスマートフォンの画面のミラーリングをサポートする可能性があるようです。
細かい説明は参考元をご覧頂ければと思いますが、この機能はPhone Hubの通知をクリックするとスマートフォンの画面をChromebookにキャストできるようにするというもののようです。
動作としては、WindowsとAndroidスマートフォンを連携させて使う、”スマホ同期管理アプリ – Windowsにリンク”と同じようなものになると思われます。
また詳しいことはまだわかっていませんが、現状ではGoogle Pixelスマートフォン専用の機能である可能性もあるようです。
ただ、機能の便利さについてChromebookはすでにAndroidアプリをインストールすることができるため、Windowsとの連携に比べてそこまで便利ではないかもしれないと指摘されています。
しかし日本で言えばLINEのように、1つのデバイスでしかログインできないようなアプリであれば、便利と感じるかもしれません(この場合もChrome拡張機能で事足りるかもしれませんが)。
いずれにしても開発途上の機能ですので、今後どのように発展していくか楽しみですが、もうしばらく待つ必要がありそうです。
Source: 9to5Google
