これまでGoogle Meetを利用して会議を開始すると、カメラやマイクなど周辺機器がうまく動作しているかを事前にテストすることはできませんでしたが、Google Meetのアップデートによって、会議前にカメラなどの動作を簡単にチェックできる「グリーンルーム」という機能が追加されています。
この機能は、Google Meetで会議を始める前の画面で、新しく追加された”音声と映像を確認”という項目から利用することが可能です。
“音声と映像を確認”のボタンをクリックすると、デバイス(マイク、スピーカー、カメラ)を選ぶドロップリストとともに、次へというボタン出てきます。
ここで会議で使用するデバイスを選択して次に進むと、6秒間の短いビデオクリップを録画して、他の参加者にどのように見えて(聞こえて)いるか確認できます。
このクリップはプライベートなもので保存されないことが表記されています。
どのように見えるかだけでなく、ちゃんとデバイス機能しているかもチェックされ、問題なければ結果画面で緑のチェックマークが表示されます。
以前まで参加者にどのように見え、聞こえるかをテストできる画面はありませんでしたので、オーディオやヘッドセットのテスト、背景や照明のテストなどを気軽にできるようになったのは良いことだと思います。
このアップデートは2月2日から段階的に展開され、遅くとも2月中旬頃には完了の予定となっています。
なお、この”音声と映像の確認(グリーンルーム)”機能は、Google Workspaceユーザーが対象となっていて、個人アカウントで利用することはできません。
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詳しくはGoogle Workspace Updateをごらんください。