先日、MediaTekが2021年に新チップセットをChromebookに搭載する計画があることを明らかにしていましたが、その前に今年の3月末に開発が明らかになっている、MT8192を搭載したChromebook「Asurada」がGeekbenchに登場していることがわかりました。
この機種は開発が進んでいることが明らかになった段階で、すでにMT8192という(当時未確認の)チップセットを搭載することがわかっていましたので、今回のGeekbench登場はその裏付けとなる情報になりました。
今回Geekbenchに登場したChromebook「Asurada」のベンチマーク結果は3種類ありました。
いずれもシングルコアスコアが約480、マルチコアスコアが1720程度となっています。
詳細な内容は以下のとおり。
ベンチマークからは、MediaTek 8192と思われるSoCを搭載し、4GBRAM、そしてAndroid 9で動作していることがわかります。
この結果から考えると、同じくMediaTekのHelio P60Tを搭載する「Duet Chromebook」やMT8183搭載モデルのスコアが、シングル約260、マルチ約930程度であることを考えると、それぞれがおよそ倍近い性能になることがわかります。
低価格帯モデルに搭載される可能性がありますが、それでも性能面は現状モデルよりは高くなると期待できます。
ただし、現時点でなこのMT8192を搭載するモデルが何であるかや、メーカーについては不明です。
ベンチマークが登場したことで、近いうちに何かの情報が出てくると期待されますので、引き続き情報を追っていきます。
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Source: Geekbench, 1