今年のはじめに発表され、5月中旬から販売開始となっていた、Chromebook向けのワイヤレスキーボード「BRYDGE C-TYPE Wireless Keyboard for Chrome OS」をついに購入することができました。
元々、販売直後から日本への直送が可能になっていたものの、在庫の問題なのか、なかなか購入するタイミングも合わずスルーしていましたが、ブラックフライデーセールでほぼ半額近い価格で購入するチャンスが巡って来たため、迷わずにポチってしまいました。
同じ時期に発表されている、ワイヤレストラックパッドは結局まだ販売されていないので、せっかくならどっちも欲しかったところでしたが残念。
ということで、「BRYDGE C-TYPE Wireless Keyboard for Chrome OS」をレビューしていきます。
製品仕様
まずは簡単に製品の仕様から。
対応OS | Chrome OS |
幅 | 298.6mm |
奥行 | 112.6mm |
厚み | 12.2mm |
重さ | 385g |
カラー | ミッドナイトブルー |
接続方法 | Bluetooth 4.1 USB-C(充電・有線対応) |
バッテリー | 最大6ヶ月 (2時間使用/日) |
材質 | アルミニウム |
レイアウト | QWERTY(US配列) Chrome OSレイアウト |
このような仕様になっています。
一般的なUS配列ワイヤレスキーボードと言えますが、このキーボードは”for Chrome OS”ですので、キーのデザインや配置がChromebookのキーボードと同じで、アシスタントキーが搭載されているのが違いです。
ではさっそく開封しつつ、外観をチェックしていきます。
開封
まずは化粧箱から。
至って普通の箱に入っていますが、右下には”made for Google”のロゴが入っています。
フタを開けると、直でキーボードが入っていました。
そのせいで汚れていますが、AppleのMagic Keyboardっぽい雰囲気にしているんだろうなと感じます。
付属品はこの3点。
取説とステッカー、USB-C to Cケーブルとこちらも至ってシンプルな構成になっています。
キーボード自体にも特に複雑な操作があるわけではないため、こんなもんでしょう。
外観チェック
では本体をチェックしていきます。
一般的なChromebookというよりも、Googleの「Pixelbook」シリーズと同じ配列になっていて、一部ファンクションキーが違うこととアシスタントキーが搭載されています。
BackSpaceや\|、Enter、左右Shiftなど両端のキーが微妙に横長になっていることが違いくらいでしょうか。
裏面もスッキリとした感じになっています。
滑り止めもちゃんと効いているので、使い心地は悪くありません。
続いて側面部。
この「C-TYPE」は、基本的にワイヤレスキーボードですが、USB-Cケーブルを利用した有線接続が可能になっています。
もちろん充電もUSB-Cを用いて行いますので、ChromebookだけでなくChromeboxでも相性はバッチリですね。
ちなみに充電中やペアリング中には、ちゃんとLEDが点灯します。
このあたりもちゃんとしているので、悪くないキーボードですね。
傾斜の付き方もApple Magic Keyboardとほぼ同じなので、あれを使ったことがある方であれば、なんとなくイメージしやすいと思います。
ちなみに重さは、公称値どおり385gとなっていました。
おそらくモデルとなっているAppleのMagic Keyboardは、228gと100g以上軽量になっているので、このキーボードを持ったときにやや重たい感じがありました。
外に持って行くときにはちょっと気になるかもしれませんが、家や職場で置いて使う分にはさほど問題はないと思います。
ちょっと比較
では先程から比較しているMagic Keyboardと簡単に違いを見ていきます。
といっても、OSが違うので比較も何もないですが、「BRYDGE C-TYPE Wireless Keyboard for Chrome OS」の方が、やや横幅が広くなっている程度の違いですね。
奥行きもほぼ同じで傾斜の付き方も同様、あとは重量が増しているという感じです。
で、よくよく考えたら新しい方よりも、古い方のキーボードに近い感じです。
キーの感じも近いですし、横幅はやや「BRYDGE」の方が大きいですが、イメージが近いのは、1世代前のApple Magic Keyboardだと思います。
実際に使ってみて
さっそく、このレビューを書いたり色々するにあたって、「BRYDGE C-TYPE Wireless Keyboard for Chrome OS」を使っていますが、かなり使い勝手は良いと思います。
あとやっぱり、感覚としてはAppleのキーボードに近いと思います。
それも一つ前の方のキーボードですね。
新しいキーボードは、浅すぎて好みがわかれるところだと思いますが、「BRYDGE C-TYPE Wireless Keyboard for Chrome OS」は、今となっては懐かしいMacのキーボードを使っている感じです。
筐体はアルミニウムなのでしっかりしていますし、キーキャップもグラつきにくく、全体的にちゃんと作られている感じがします。
ただ、Bluetooth接続であるある程度使っていると、何となく遅延があるか…?と感じることもなくはないですが、問題になるほどではないですし、どうしようもなければ有線接続ということもできるのが良いところですね。
あとは持ち運ぶことを考えていると、400g近い重さになっているのがちょっと気になるかもしれません。
その点以外では、Chrome OS向けワイヤレスキーボードとしては十分なものだと思います。
Chrome OSユーザーみんなにおすすめ
ということで、今回は「BRYDGE C-TYPE Wireless Keyboard for Chrome OS」を購入してレビューしてきました。
発表されてからずっとこれが欲しかったので、今や机の上であれこれレイアウトを考えています(笑)
無線でも有線でも対応できるというのが使いやすくて良いですし、幅と重さはあるにしても、Chrome OSレイアウトのキーボードはほとんどありませんので、こいつはChrome OSユーザーであれば、誰にでも勧めることのできるものだと思います。
ちなみに、最終的にこんな感じのデスクセットアップになりました。
先月のGoogleイベントで、Logicool(Logitec)がChrome OS向けキーボードを発表していますが、あちらはテンキー付きモデルですので、テンキーレスでシンプルなChrome OSキーボードが欲しい方には、「BRYDGE C-TYPE Wireless Keyboard for Chrome OS」はおすすめできると思います。
今回、私は米国Amazonから購入していて、現時点でも直輸入対応となっていますので、興味のある方はぜひチェックしてみください。今後はもう少し、Chrome OS向きのキーボードが増えてくれることを願う…。