これの登場を待っていた方というのも少ないかもしれませんが、ようやくMade by GoogleのChromebookこと「Google Pixelbook Go」の4Kディスプレイ、Core i7搭載モデルが販売開始となりました。
すでに米国Amazonや米国Googleストアでの販売も始まっていますが、いずれも日本直送は不可となっています。
さらに、価格も予定どおり1,400ドルでの販売となりますので、これプラス諸費用を込みで考えても日本円で17万円ほどなので、かなりハイプライスなChromebookです。
ちなみに、まだ”Not Pink”カラーは販売されておらず、”Just Black”のカラーのみとなっています。
一応、4Kモデルのスペックについておさらい。
Pixelbook Go(4K/i7)モデルのスペック
Google Pixelbook Go | |
ディスプレイ | 13.3インチ 3,840 × 2,160 分子ディスプレイ(331ppi) |
CPU | Core i7-8500Y |
RAM | 16GB |
内部ストレージ | 256GB |
ポート | USB-C ×2 イヤホンジャック |
バッテリー | 最大12時間 (20分充電で2時間使える) |
サイズ | 幅311×奥行き206.3× 厚み13.4mm |
重さ | 1.09kg |
価格 | 1,399ドル |
ざっくりとこのようなスペックになっています。
Core i7に16GBRAMというのは、Chromebookとしては数少ない選択肢ではあるものの、昨年リリースされた「Pixel Slate」などでもラインナップされていたので、性能的には前と大きく変化はないと思います。
しかし、「Pixelbook Go」のi7モデルには、4Kの分子(molecular)ディスプレイが搭載されているのが最大の特長となっています。
これまでにChromebookで4kディスプレイを搭載したモデルは、「Lenovo C630 Chromebook 4K」しかありませんでしたので、2番手にGoogleがリリースしたという感じです。
しかも、Lenovoのそれは15.6インチでしたが、「Pixelbook Go」は13.3インチですので、コンパクトモデルでの登場はこれが初と言えそうです。
通常のフルHD各モデルと4Kモデルの違いは、ディスプレイとCPU周りが主ですが、バッテリー容量が47Whから56Whへと増加しているためか、30gほど重くなっています。
公称のバッテリー駆動時間に差が出ていないのはこの影響だと思いますが、これが本当に良い影響を与えているかは実機によるテスト結果次第というところですね。
正直、ここまでのスペックが必要になるのかは議論の余地はあると思いますが、まさしくプレミアムなChromebookとなっているのは間違いないですし、私を含め興味を持つユーザーはそれなりにいると思います。
そして冒頭にもお伝えしたとおり、すでに米国AmazonやGoogle公式ストアでの販売が開始していますが、日本への直送は不可となっています。
これは「Pixelbook Go」の各モデルに言えることですが、現時点では転送サービス等を使う必要がありますので、ご注意ください。
転送サービスについて
ちなみに、私がm3モデルを購入したときに使用した転送サービスは、「Planet Express」というサービスです。
本当は使い方などを紹介しておきたかったんですが、あまりに焦って購入したので、すっかり記事のネタをまとめるのを忘れて…。
画面も日本語になるなど、わりとフレンドリーなサイトだと思いますので、転送サービスをどうするか悩んでいる方は参考にしてみてください。
Pixelbook Go m3モデルのレビュー
なお、「Pixelbook Go」のm3モデルにも興味のある方は、下記でレビューしていますので、そちらもご覧いただければと思います。