この記事では、2025年2月15日から2月21日までの間にあった Chromebook 関連の主なニュースをピックアップして紹介しています。
今週は ChromeOS 132 に4回目のマイナーアップデートが展開され、ChromeOS 133 のリリースノートも実際のリリースを前に公開されるなどがありました。
ChromeOS 132 の4回目のマイナーアップデート
今週は、ChromeOS 132 の4回目のマイナーアップデートも展開されました。
これは ChromeOS 132 の3回目のマイナーアップデートで、2回目から5日程度ですぐにリリースされました。このアップデートでは、ChromeOS 132.0.6834.206 から 132.0.6834.208 へと更新されます。
今回も変更内容などは公式から出ておらず、ナンバリングの繰り上がりも小さいので、特に大きな変更が行われたわけではないと思います。IssueTracker などのバグ報告でも、今回のバージョンで特定の問題が解消したという情報もありませんでした。
関連記事: Chromebook に ChromeOS 132 の4回目のアップデートが 133 の直前に展開
ChromeOS 133 のリリースノートが公開
このポッドキャストを投稿している時点では、すでに ChromeOS 133 のメジャーアップデートが提供されていますが、133 のアップデートが展開される前に、珍しく chromeos.dev でリリースノートが公開されました。
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なお、Chrome Enteprise および Education 管理者向けの ChromeOS 133 リリースノートは、2月12日付けですでに公開されています。
ChromeOS 133 では、Chromebook ユーザー向けとなるいくつかの新機能が導入されており、バウンスキーの導入、Bluetooth マイク解像度の向上、スクリーンキャストの言語サポート拡大、ウェルカムツアーの改善などがあります。
機能についての詳細は、以下のリリース後の記事でまとめています。
関連記事: ChromeOS 133 のメジャーアップデートが Chromebook に展開。新機能と変更点について
その他のニュース
この他に、Chromebook に直接関係はありませんが、いくつか便利な機能が Google Workspace ユーザーや個人の Google アカウントユーザーに展開されています。
例えば、Workspace ユーザー向けに Gemini アプリとWeb版 Gemini のデフォルトモデルが Gemini 2.0 Flash に更新されました。また、一部の Workspace プランユーザーに、Gemini 1.5 Pro Deep Research と 2.0 Flash Thinking Experimental、2.0 Pro Experimental が利用できるようになりました。個人の Google アカウントユーザーも、2.0 Flash Thinking Experimental は利用可能です。
また、Google Todo リストアプリの新しいスタンドアロンサイトがサイトが公開されました。このサイトはプログレッシブウェブアプリ(PWA)として利用でき、Google カレンダーを経由する必要がなくなります。
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