今回はちょっと変わった方向から発覚したようですが、当ブログでも以前にお伝えしたことのある、Chromebook「Flapjack」というモデルが、ワイヤレスチャージに対応するChromebookタブレット端末である可能性が浮上してきました。
まず、いつぞや8インチと10インチのChrome OSタブレットが開発されており、これらのデバイスもコードネームは「Flapjack」を名乗っていました。
その際にいずれもMediaTek製のCPUを採用していて、今回MT8183という型番であることもわかっています。
そしてさらに、Chhromeium Gerritでは以下のコミットが含まれていることをChromeUnboxedが発見しています。
flapjack/wpc: Enable wireless charge P9221-R7 for flapjack
各参考元によれば、この「P9221-R7」はワイヤレス充電モジュールのことで、最大15Wをサポートすることがわかっています。
「flapjack」というコードが示すとおり、おそらく今後リリースされる8インチと10インチのChrome OSタブレットはMediaTek MT8183を採用し、ワイヤレス充電に対応しているモデルであるという可能性が出てきました。
スペックはどうなる?
ではこの2モデルについてどうなるか、予想をちょっと調べてみました。
- 8インチ、10インチ
- 1,920×1,200
- MT8183 1.3GHz×4 / 1.99GHz×4
- このCPUはモバイルデータ接続もサポート
- 15Wワイヤレス充電対応
現状でいえばこんな感じのようです。
これまでのChromebookやChromebookタブレットとはちょっと違ったアプローチになりそうですね。
ただこの機種のおかげで、今後出る端末でもワイヤレス充電に対応している可能性が出てきたというのが発見かもしれません。
むしろ、個人的には8インチのChrome OS端末が出てくれるというだけでも嬉しいことだったりします。
現時点ではまだまだわからないところも多いので、引き続き情報は追っていこうと思います。
参考WIRELESS CHARGING IS COMING TO NEW CHROMEBOOK TABLETS
参考‘Flapjack’ Tablet To Finally Debut Wireless Charging On Chrome OS