みなさんどうも、へれん(@Helen_Tech)です。
ずっと触ってみたくて購入を考えていた「Xiaomi Mi Max 3」ですが、ひょんなことからGeekbuyingより実機を提供していただき、ありがたいことに実機レビューする機会を得ることができました。
なぜこんなに「Xiaomi Mi Max 3」を触りたかったといいますと、ご存知の方も多いであろう「Sony Xperia Z Ultra(ズルトラ)」に近いサイズ感を持ちつつ、現代風にベゼルレスディスプレイを採用したコスパに優れたミドルレンジスマートフォンだからなんです。
ちなみに「Xiaomi Mi Max 3」のスペックなど基本情報については、以前の記事をご覧ください。
約7インチというディスプレイサイズながら、ベゼルレスに近いためサイズ感は6インチクラスのものとそう変化はありませんので、「Xperia Z ultra」よりもコンパクトかつ大画面という名機の予感です。
ということで今回は、「Xiaomi Mi Max 3」を開封&外観をチェックしつつ、実機レビューをまとめていこうと思います。
途中、8インチタブレットと簡単にサイズの比較もしてみますので、何かの参考になれば幸いです。
開封していきます
今回も海外から輸入となりましたので、DHLを利用しています。
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例のビニール包装の中身ですが、このようにパッキングされています。
中身を開けると化粧箱はこのような感じに。
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中華製品といっても、Appleのおかげか梱包や化粧箱にも気合を入れる傾向が増えてきたので、良い影響というべきでしょうか。
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こちらは化粧箱の裏面です。
今回はしっかりグローバルモデルを購入していますので英語表記に。
ここが中国語表記だと、中国モデルの可能性がありますので警戒してください。
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あるいはこのように、グローバルモデルとわかるシールなどがあるはずですので、参考まで。
ということで、さっそく箱を開けていきます。
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しっかりと画面保護フィルムがしてあり、簡単なスペックが書かれています。
反射を抑えてくれるタイプだったので、写真を撮るのが楽でした(笑)
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こちらが付属品です。
USB-C充電ケーブルと充電器(国内使用不可)、取説とSIMピンです。
最近によくある感じのセットですね。イヤホンは付属していませんので、必要な方は別途用意する必要があります。
外観チェック
まずは正面をざっと。
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ちょうどいい写真がなかったんですが…ホームボタンなどはなく、ノッチもないほぼフルディスプレイタイプのスマートフォンとなっています。
次は右側面。
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ボリュームキーと電源ボタンがついています。
続いて左側面。
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SIMカードスロットとSDカードスロットがついています。
そして本体上側面。
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イヤホンジャックがあります。
下側面にはUSB-Cポート。
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なんというかサイズはでかいけど、突拍子もないことはしていない、とてもスタンダードな装いのスマートフォンだと思います。
最後は背面。
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デュアル仕様のカメラと指紋センサがあります。
本当、サイズ以外はフツーのスマートフォンなんですよね。
だからこそ良いのですが。
大きさを比較してみる
ということで、何となく大きさがわかるように比較材料と並べてみました。
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左から「Huawei MediaPad M3 8」、「Mi Max 3」、「Blackberry KEY2」です。
ちょうどいい比較がなかったんですよね()。
ただわかるとおり、5.5インチクラスのスマホからするとかなりデカイです。
しかし7〜8インチのタブレットから比べると、コンパクトに感じるのでこのあたりは運用や目的によって選べるという意味では良いサイズ感ではないでしょうか。
ちょうど似たようなサイズがないかを探していたら、近いものがありました。
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正直な話、最初に実物見たときは思ってたよりデケえ…と思いましたが、スマホ基準で考えるとそう思うだけで、タブレット端末だと思うとかなりコンパクトだと感じるから不思議。
起動させてみます。
ちょっと反射が目立ちすぎるので、起動時のロゴとかそのへんは割愛。
OS起動後に表示されるのはこれでした。
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賛否両論のMIUIですね。現行最新版の9が動作しています。
また起動後におそらくMIUIのアップデートがあるので、設定もいくつか追加されてより使いやすくなります。
気になる方も多いであろう日本語設定ですが…
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ご安心を、MIUIの最新版には日本語設定がありますので、簡単に設定することが可能です。
ただ設定中に中華フォントっぽいので心配になりますが、起動してしまえば普通のAndroidスマホの日本語表示になりますので問題はありません。
ということで、起動しますとこのようなホーム画面になってます。
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ちゃんと日本語表示されていますし、何よりGoogle Playストアがインストールされています。
中華スマホで気になるポイントとして、Google Playストアが最初からインストールされているかどうかもありますが、これについても問題はありません。
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そしてこちらは2ページのアプリ。
MIUIやEMUIなどの中華スマホに多い独自UIは、AppleのiPhoneを意識しているためか初期設定だとインストール済みアプリがホーム画面にすべて表示されています。
もちろんアプリの表示については設定で変更できますし、ストアから別のランチャーを導入すれば解決ですので、このあたりも問題はないかな。
ファーストインプレッション
先程もチラッと書きましたが、とにかくデカイ。スマホだと思うと弁当箱かってくらいデカイです。
ただこのサイズになると両手持ちが基本となるかと思いますので、そうして使っているとそこまで大きさを感じず、表示領域もそれなりに広いので、かなりコンパクトな端末だなあと思うようになりました。
スペック的なところで言えば、使用する前まではCPUがSnapdragon710じゃなく636であることに不安がありましたが、いざ使うとそこまで遅いとか不満はありません。
引っかかりやラグなども感じないですし、よほど変な使い方をしない限りは問題はないと思います。
ただ私はゲームはやらないので、そこのところがどうか難しいところですが…おそらくよっぽどグラフィックパワーを使うものじゃなければ、それなりに動作してくれるかと思います。
ひとつ気になるところで言えば、意外と裏面が滑るんですよね。
ホールド感とかサイズ感は悪くないんですけど、調子にのって片手で使おうとしてツルってなったりもしたので、基本両手で扱うか、心配ならカバーやケースなどを利用するほうが安心かと思います。
その他、カメラ性能も割と良いですし、バッテリーも結構持つ感じがあります。
全体的にかなり満足の行く端末だと思います。
ズルトラを使ったことがないので何とも比較のしようがありませんが、7インチクラスのファブレットでこの価格だと考えると、かなりコストパフォーマンスの良い端末だと思うので、とりあえずの乗り換え先として検討するのも悪くないんじゃないでしょうか。
ただ、いつもコメントしちゃいますが個人的にMIUIとか独自UIが慣れないので、そこに抵抗がない方なら全然アリなファブレットだと思います。
まとめ
ということで、「Xiaomi Mi Max 3」の開封と初見レビューをざっくりとまとめてみました。
ぶっちゃけこれで3万円くらいなら、興味のある方はとりあえず買ってみても良いんじゃない?と思うくらい満足しています。
サイズ感と使い勝手からしても、かなりコストパフォーマンスの良いファブレットに仕上がっていると思いますので、もし7インチクラスのファブレットに興味のあれば、試してみる価値はあると思います。
購入に関しても、並行輸入品をアマゾン等の通販サイトで購入することも可能ですし、今回のように海外通販サイトを利用する方法もありますので、入手する方法が多いのもメリットです。
諸々、参考までにどうぞ。
その他の通販サイトは下記のようなサイトがあります。
タイミングがあえば、セールなどで安価に購入できると思うので、比較してみるのも面白いかもしれません。