SteelSeries STRATUS+ を実機レビュー。Chromebookで使えるワイヤレス コントローラーをお探しならコレ

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今回は、ゲーミング周辺機器やアクセサリなどでお馴染みのメーカー SteeelSeries からリリースされた、AndroidおよびChromebookなどのChromeOSデバイス向けのゲームコントローラー「SteelSeries STRATUS+」の実機レビューをお届けします。

目次

仕様

「SteelSeries STRATUS+」は、2022年12月15日にリリースが発表されて23日より発売となりますが、筆者は海外の公式ストアでオーダーしたら19日の時点で到着してしまいました。どうやら日本発売が23日のようで、海外ではリリース済みだったようです。

※なお、記事執筆時点で日本のAmazonに予約受付中で登場しています。

まず「SteelSeries STRATUS+」は、Chromebookとの互換性が確認されている”works with chromebook”に認定されていて、GeForce NOWの推奨商品にもなっているためChromebookでゲームプレイするなら相性の良いコントローラーです。

GeForce NOW – Androidにおけるシステム要件

ただ、GeForce NOWの[システム要件]内にある”Android”デバイスのみに「Steelseries Stratus+」が表記されていて、ChromeOS・ブラウザには記載されていませんでした(記事執筆時点)。

「SteelSeries STRATUS+」はAndroidデバイスとChromebookデバイスにはBluetooth LEを使用したワイヤレス接続ができること、Windows PCにはUSB-C to USB-A ケーブルを利用して有線接続ができます。また、ワイヤレス接続時間が最長90時間と長く、15分の充電で最長12時間のゲームプレイが可能になる急速充電に対応していることも特長です。

スマートフォンをコントローラーにマウントできるアタッチメントが同梱されていることも特長ですが、これは別付けになるので必要なときに取り付ければOKです。

なお、同じワイヤレス接続に対応している「Stratus Duo」との違いは、レシーバーに2.4GHz接続によるデバイスの互換性がないかわりに、スマートフォン用のマウントが追加されて90時間という長いバッテリー駆動時間が得たことです。

使用感

本体の質感は、樹脂製ではあるものの安っぽさはそこまで感じません。筆者は直前まで「ロジクール F310」を使っていましたので、それと比べると高級感や剛性感はそれなりにあると感じます。ブラックカラーですが指紋なども目立たないので、手に汗握ってベタ付きが目立つ…ということはなさそうです。

なお持ったときの感じはPSというよりもSwitchのProコントローラーに近く、サイズも150mm×110mm×63.2mm、重さ244g(実測)だったので、やはりSwitchのProコントローラーと雰囲気は似ていると思います。

ただ、グリップ部分は樹脂のままであったり、LR裏面の出っ張り形状がやや異なるため、当然フィット感は好みになると思います。筆者的には悪くないんですけどね。あとキーを押したときの感覚はしっとりとしていて、十字キーやRLともカチカチカチャカチャなるようなタイプではありません。XYABボタンは入力感はありますが、安っぽさや煩さは感じませんでした。

ボタンについてですが、中央にある「○」がPSボタンやXboxボタンに相当し、コントローラーの電源のオン・オフはこれ2秒長押しで操作します。なお中央のLEDインジケーターはバッテリー残量の表示にも使われます。

またUSB-Cポートがある側面には、スマートフォンのアタッチメントを取り付ける穴と左側のペアリングボタン、右側にバッテリー残量確認ボタンがあります。ペアリング時にはペアリングボタンを3秒長押しすることで行えます。

同梱されているスマートフォンマウント用のアタッチメントは、上の画像でいう穴の部分にハメるだけです。きれいに入れるためにはコツがいるので、地味に面倒かも。

ただ、取り外しできるので必要なときにだけ装着すれば邪魔にはならないです。

ということで実際にChromebookに接続(今回は「Lenovo ThinkPad C13 Yoga Chromebook」を利用)してゲームプレイをしてみました。

GeForce NOWを使ってMedieval Dynastyやスターオーシャン 6をやってみましたが、少なくともライトゲーマーがさくっとプレイするくらいであれば、遅延を感じることもなく通信自体も安定していたので、特に不満なくプレイすることができました。これまで有線コントローラーでプレイしていたので、無線になったことで邪魔になりにくい点が良いですね。

毎日のようにゲームする人でまめに充電していれば良いのですが、たまに思い出したときにゲームするようなタイプの人だと充電がネックになると思います。しかし「Steelseries STRATUS+」は15分の充電の長時間プレイできる程度まで充電できるため、気分転換にゲームをプレイしたい人にも向いています。

とは言うものの、すでにプレステやXboxのコントローラーを使っていて、それに慣れているのであれば敢えて新しく購入する必要はないと思います。そのどちらも持っていない場合に、ChromebookでのGeForce NOWやAndroidのゲームプレイに対応したワイヤレス接続ができるゲームコントローラーを探しているというのであれば、「Steelseries STRATUS+」を検討する価値はあると思います。

まとめ

ということで、ChromebookとAndroidデバイスに対応したワイヤレス ゲームコントローラー「Steelseries STRATUS+」のレビューをざっくりとまとめました。直前にも書いたように、PSやXboxのコントローラーを持っていない人や筆者のように安価なものや非対応のものを使っていた場合、Chromebookで使えるワイヤレスのコントローラーを探しているのであれば、おすすめできるコントローラーです。

記事執筆時点では、Amazonにて予約受付中となっていますので、是非チェックしてみてください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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