ファーウェイの8インチタブレット「MediaPad M3 Lite」のLTE版を購入したのでスペック紹介とレビュー

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ファーウェイの8インチタブレット「MediaPad M3 Lite」のLTE版を購入したのでスペック紹介とレビュー

本年も開催したAmazonのプライムデーでお買い得になっていた、ファーウェイの8インチAndroidタブレット「MediaPad M3 Lite」を購入しました。
しばらく前から8インチ台のタブレットが欲しかったので、「MediaPad M3 Lite」も候補として考えていたところセール対象となっていたのを良いことに手がでてしまいました。
もともとはWifi版で考えていたのですが、現状でChromebookやスマホとの運用を考えると、LTE版の方がラクになると思ったのでこちらを選んでいます。

この「MediaPad M3 Lite」は、最上位モデルの「M3」と比べ異なるCPUを採用し、画面解像度やRAMなどは少なくなっていますが、同時に価格はかなり抑えられているというコスパに優れた機種となっています。

ということで、ファーウェイの「MediaPad M3 Lite 8」についてスペックと開封&レビューをまとめていきます。

目次

「MediaPad M3 Lite 8」のスペック

 Huawei
MediaPad M3 Lite
OSAndroid 7.0
ディスプレイ8インチ IPS
1,920 × 1,200
CPUSnapdragon 435
1.1-1.4GHz(8core)
RAM3GB
内部ストレージ32GB
外部ストレージmicroSD
(最大128GB)
カメラメイン 8MP
フロント 8MP
ポートmicroUSB
その他指紋認証
LTE対応モデルあり
LTE対応バンド1/3/5/7/8/18/19/20/26/38/40/41
3G対応バンド1/2/5/6/8/19
バッテリー4,800mAh
サイズ縦213.3 × 幅123.3 × 厚み7.5 mm
重さ310g
価格Wifiモデル 約25,000円
LTEモデル 約30,000円

こんな感じになっています。私は今回、LTEモデルを購入していますがセールのためおよそ24,000円という価格で購入できました!ラッキー!

スペックについて見ていくと、ディスプレイは8インチながら高解像度と言える1,920×1,200となっています。

採用されているCPUはSnapdragon435でRAMは3GBと、スマホで言えばエントリ〜ミドルレンジのタブレットといえます。
そのため、ガッツリやるゲームなどはあまり向いていないと思いますが、ネットサーフィンや動画閲覧などの簡単な作業や重くないゲームであれば動作的には問題ないと思いますし、画面解像度の高さから名前のとおり動画を見ることに関してはよりキレイで快適に見れる端末かとおもいます。

ストレージは32GBと平均的な容量ですが、microSDにより最大128GBまで追加できますので、ダウンロードした動画閲覧にもちょうど良いタブレットではないでしょうか。

またカメラもメイン(リア)、フロントとも8MPを搭載していますので、ちょっとした撮影にも使えるタブレットとなっています。

価格の割にバッテリー容量も多く、指紋認証にも対応するなど扱いやすい機種に仕上がっていますが、ポートはmicroUSBなので最近主流のUSB-Cスマホなどからコネクタを流用できないというのがちょっと気になるところでしょうか。

ちなみにSIMフリー(LTE)モデルは、通話にも対応しているのでファブレット端末としても使うことができます。バンドについては一応スペックシートでまとめています。

サイズ感も欠点のない大きさですし、重さも310gと比較的軽量なタブレットなので大きさとあいまって扱いやすくなっています。

そして価格ですが、Wifiモデルであれば25,000円程度、LTEモデルでも30,000円程度となっています。

価格のわりにスペックがまとまっていて、コスパの良いタブレットとしていろんなメディアでも取り上げられていますので、かなり期待が持てそうですね。

ということで、実際にどんな感じかを見ていきたいと思います。

「MediaPad M3 Lite 8」を開封

発売されてから半年以上が経過しているので、多くの方が開封を挙げていますので、ここではサクッと流していきます。

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まずは外箱。
シンプルですが高級感を与える箱です。ファーウェイのロゴに機種名、左下にはスピーカーのharmanのロゴが入っています。

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外箱の手前側。こちらには機種名等々の情報が英語で掲載されています。

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もうひとつ日本語でシールが貼られています。これが日本モデル向けモデルの証明といったところでしょうか。

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では箱を開けていきます。
Appleなどでは箱裏にクッションが入っていたりしますが、これはとくになくスクリーンを覆うようにカバーがかけられています。

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本体と付属品を取り出してみたところ。
付属品は、充電器とmicroUSBケーブル、SIMスロット開封用のピン、スターターガイドが入っています。本家の「M3」だとイヤホンも付属しているようですが、「M3 Lite」にはありません。

次に外観をチェックしていきましょう。

「MediaPad M3 Lite 8」の外観

まずスクリーン下部ある、指紋センサ兼タッチボタンの部分。

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ここはわずかに凹みを感じる程度で、物理ボタンではないので押し込むといった動作はありません。

次に側面を見ていきます。

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まずは右側面。
ここはボリュームキーと電源キーがあります。

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上部はイヤホンジャックとスピーカー。

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下部にはスピーカーとmicroUSBコネクタ、マイクがあります。
左側面にはとくになにもありませんので割愛。

では起動してみます。

「MediaPad M3 Lite 8」の起動

ということで電源を入れて起動させてみました。

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起動時のロゴはこんな感じ。後ほど同じインチの「Kindle Fire HD 8」と比較しますが、画質がキレイなことはこの起動時によくわかると思います。

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次にファーウェイのロゴが現れます。
ここに至るまではなんとなく時間がかかったことを考えると、やはりCPUパワーが最近のフラッグシップモデルと比べてしまうと劣るためかと思います。

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Googleの設定なども踏まえてようやく待ち受け画面へ。
EMUIという独自のUIを採用しているため、当ブログでこれまで紹介しているようなPureAndroid端末とは異なるレイアウトになっています。
このあたりの操作性については後ほど。

「MediaPad M3 Lite 8」と「Fire HD 8」を比較

ここではざっくりと外観を比較していきます。

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画面を点灯せずに比べてみると、ほぼスクリーン部分はほぼおなじサイズになっているようです。
「Mediapad M3 Lite」にはタッチボタンが付いていることと、ベゼルのサイドがやや狭くなっているということが違いといえます。

ファーウェイの8インチタブレット「MediaPad M3 Lite」のLTE版を購入したのでスペック紹介とレビュー

画面を点灯させてみました。「Kindle」はいじっていますが、「Mediapad M3 Lite」はとくに操作もせず起動直後の状態になっています。

「Mediapad M3 Lite」は、IPSフルHD+の解像度があるためやはりアイコンや画像がキレイに見えます。その他の画面についても画面サイズが8インチのためかなりキレイに感じますので、「M3」ほど解像度が高くなくても7〜8インチクラスならフルHDあれば十分な気がします。

「Mediapad M3 Lite」を使ってみて

ここも他のメディアで散々取り上げられているのでざっくりと流しますが、機種としてはまずまずの動作で使いやすいと思いますし、8インチでフルHD+の解像度を持つタブレットがLTEモデルでも3万円を切るのでコストパフォーマンスに優れるというのは間違いない機種だと思います。

ただ私の場合、純粋なAndroidOSに慣れすぎてしまっているためかもしれませんが、独自UIであるEMUIは使いづらいと感じてしまいましたし、余計な(独自の)プリインアプリが多すぎると感じてしまいましたので、そこが個人的に一番のマイナス点だと感じました。

ファーウェイ製品に慣れている方であればむしろ快適なのかもしれませんので、ここについてはこれくらいで。

また途中にも書きましたが、採用されているCPUがモバイル向けのエントリー〜ミドルクラスのCPUのため、複数アプリを起動させて作業をしようとすると若干もたつく場面がありました。

動作も全体的に大きな不満はないのですが、フラッグシップ機などの体感と比較するとなんとなくモッサリと感じてしまいます。
もちろん普段使いであれば何も問題はなく快適だと思いますので、外に出るときの暇つぶし用や家でのネット・動画閲覧用として考えているのであれば十分な性能だと思います。

私の場合、Chromebookで作業することが多いのですが、外出時にニュースやネタチェックをしたり、メール返信などChromebookを出してまでやることのない作業をタブレットで賄うつもりでいます。

その点、「Mediapad M3 Lite」はLTEを搭載していますし、扱いやすいサイズなので持って来いのタブレットだと思います。

まとめ

ということで、ざっくりと「Mediapad M3 Lite」についてまとめてきました。
個人的なマイナス点と若干のスペックに対する不満はありますが、3万円を切る価格でこのスペックのLTEモデルが購入できるのはかなりコスパが良いと思います。

iPadほどお金をかけたくない方や「Fire HD 8」では不満があるのでお金を出してちょっといいタブレットがほしい方にもオススメの1台だと思います。

最新のタブレットと比較してしまえばスペック的にやや劣りますが、日常使いの端末としてはちょうど良いくらいではないでしょうか。

今後、同じようなコスパが良い機種が出て来るとは思いますが、現状では「Mediapad M3 Lite」シリーズの8インチないしは10インチモデルは狙っても損はないと思います。

プライムセールでなくともAmazonでは安価で購入することができますので、興味ある方はぜひ検討してみてください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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