DOOGEE U11 Pro の実機レビュー。手頃な価格で扱いやすい Android 15 タブレット

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今回の記事では、Android 15 で動作する DOOGEE の新しい11インチタブレット「DOOGEE U11 Pro」の実機レビューをお届けします。

なお、本レビューにあたっては実機の提供を受けていますが、内容についてメーカーからの関与はなく、実際に使用したうえでの率直な感想をまとめています。

今回レビューする DOOGEE U11 Pro は、2025 年 3 月に発売された 11 インチサイズの Android タブレットで、Unisoc T7200 チップ、6GB RAM と最大 24GB の仮想 RAM 拡張機能(ストレージを一部利用)を搭載しつつ、実売価格が 2 万円以下という点が大きな特長です。

スペックとしてはエントリークラスながらも、日常用途には十分な性能を持ち、動画視聴や電子書籍、SNS などを中心としたライトな使い方に向いています。

今回はこのモデルについて、実際の使用感や気になったポイントを交えて紹介していきます。

目次

デザインと操作性

今回レビューしている DOOGEE U11 Pro はブルーのカラーバリエーションで、本体は金属製の筐体を採用しており、2万円以下のモデルとは思えないほど質感はしっかりしています。

筐体の剛性も高く、安っぽさを感じることはありません。11インチという見た目の印象とサイズ感としては比較的スリムで、重さも控えめなため、手にしたときの負担は少なくて済みます。

ディスプレイは 1280×800 の解像度で、視野角や色味に大きな問題はないものの、全体的に発色は控えめで、やや淡く見える印象です。そのため、ハッキリ・クッキリというほどではありません。

90Hz のリフレッシュレートに対応しているため、スクロールやアニメーションはスムーズで、日常的な操作でストレスを感じることはありませんでした。

また、解像度は低いものの Windvine L1 に対応しており、対応する動画配信サービスを高画質 (HD) で視聴できる点もポイントです。実際に Prime Video と Hulu における高画質再生は確認できました。

タッチやスワイプへの反応も安価なタブレットにありがちな遅延や引っかかりはなく、ライトな使い方であれば問題なく利用できる印象です。

なお、この手の製品としては珍しく、保護フィルムやケースなどの付属品は一切同梱されていません。持ち歩きや据え置きで使う場合は、別途ケースやスタンドを用意するか、Bluetoothキーボード、タッチペン、ワイヤレスマウス、折りたたみ式保護ケースが同梱されたセット版を購入する必要があります。

パフォーマンス

DOOGEE U11 Pro に搭載されている Unisoc T7200 は、実質的に T606 の名称変更版で、性能面ではエントリークラスに相当します。実機での Geekbench スコアはシングルコアが 303、マルチコアが 1,094 と控えめな結果でしたが、SNS、メール、ブラウジング、電子書籍、動画視聴といった用途では十分に実用的です。

なお、Pro モデルは通常の U11 よりも仮想 RAM を含む最大 RAM 容量とストレージが増量しています(U11 は 16GB RAM / 128GB ストレージ)。

複数のアプリを同時に開いての作業や、やや重めの使い方になると動作のカクつきやスローな感じが目立ちますが、そもそもそういった使い方を想定するデバイスではありません。

試しに『原神』をインストールしてみたところ、セットアップ段階ですでにカクつきがあり、「シェーダー準備中」の時点でコマ送りのような状態になってしまいました。

軽めのゲームや GeForce Now のようなクラウドゲームであれば一応プレイ可能ではあるものの、ゲームメインのユーザー向きではありません。

一方で、YouTube をピクチャーインピクチャーで再生しながら、Chrome のタブを3〜5個程度開いて調べものをしても、大きな問題はなくスムーズに動作しました。そのため、例えば Kindle や動画を見ながら気になるものをググったり、Amazon.co.jp を見るといったことは十分に可能です。

スピーカーはデュアルスピーカーを搭載しており、2万円以下という価格帯を考えれば音質もまずまず。音の厚みや迫力はありませんが、動画視聴やナレーション中心のコンテンツであれば特に不満はありません。

バッテリーについては、画面輝度約80%で YouTube を再生した際、1時間あたりのバッテリー消費は約10〜12%ほどでした。バックグラウンドで余計なアプリを動かさないようにすれば、連続で7〜8時間の動画視聴も十分可能です。

あとはカメラについても、記録のための写真であればほぼ問題はないと思います。以下は DOOGEE U11 Pro で撮影した写真のサンプルです。デフォルトで広角気味に見えますが、十分です。

気になる点

ディスプレイや性能は価格なりというところですが、過度な期待をしなければ全体的に使いやすく、割り切って使う前提であれば、十分アリだと感じました。

ただ、バッテリー駆動時間が長いものの充電速度が遅いためか、充電まで少し時間がかかるような印象でした。寝る前に充電したり、充電しながら使う場合には気になりませんが、要注意です。また、4G-LTE (モバイルネットワーク)には非対応です。

あとは途中でもお伝えしたように、通常モデルは専用のケースやアクセサリは同梱されていない(充電ケーブルと充電器はある)ため、それらを別途用意する必要があります。もし、それらが欲しければ、Bluetoothキーボード、タッチペン、ワイヤレスマウス、折りたたみ式保護ケースなどが同梱されたセット版を買う必要があります。

後からケースだけ欲しいというユーザーにはオプションがないのが難点で、代替品でカバーできる範囲ですが、用意されていればもっと良かったですね。

スペック

ここまで紹介した内容を踏まえて、最後にスペックを簡単にまとめておきます。

項目内容
OSAndroid 15
ディスプレイ11インチ IPS
1,280 × 800
90Hz リフレッシュレート
SoCUnisoc T7200(※T606と同等)
メモリ6GB RAM
(+ 最大 24GB の仮想 RAM 拡張
内部ストレージ255GB
外部ストレージmicroSD カード (最大1TB)
バッテリー8,580mAh
スピーカーデュアルスピーカー
リアカメラ8MP
フロントカメラ5MP
ネットワークWi-Fi 5 ac
Bluetooth 5.0
GPS サポート
ポートUSB-C
3.5mm イヤホンジャック
セキュリティ顔認証(ソフトウェア)対応
その他Widevine L1 対応、充電器・USBケーブル付属、ケースなし

まとめ

DOOGEE U11 Proは、2万円以下の価格帯であることを考えると、決して悪い選択肢ではありません。動画視聴や電子書籍、SNSなど、ライトな使い方であれば十分快適に使えます。

記事執筆時点では、Amazon.co.jp で DOOGEE U11 Pro の本体のみが21,900円のところ、クーポン割引で17,900円となっています。一方、周辺機器などのオマケ付きのセット版もクーポン併用で19,900円で購入することができます。あとからオプションが手に入りにくいことを考えると、セット版もアリかもしれません。

ただし、この価格帯にはTeclastやALLDOCUBE、Blackviewなど、多くの競合モデルが存在します。購入を検討される際は、いくつかの製品と比較して、ご自身にとって最も納得できる一台を選ぶことをおすすめします。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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