最近は外で作業する時間も減ってきていますし、基本的にChromebookを使っているので困ることも少ないですが、たまにMacBook Pro 15(2019)を持ち出したときなどはバッテリーが持たなすぎて、長丁場はこなせません。
席の近くにコンセントなどあれば良いのですが、近くにあるカフェなどはコンセント席のようなものがほぼない…。
そんなときに役立つのがモバイルバッテリーで、今回はMacBook Proも充電できるCHOETECHのPD100W対応かつ24,800mAhという大容量のモバイルバッテリー「CHOETECH USB-C PD Power Bank B634」のレビューをしていきます。なお今回は製品を提供いただいてレビューしています。
仕様と外観
まずは簡単な仕様から。
出力 | USB-C: 最大100W USB-A: 最大18W ※PD/QC3.0対応 |
ポート | USB-C ×1 USB-A ×2 |
バッテリー容量 | 26,800mAh |
本体充電時間 | 約2時間(PD使用) |
サイズ | 187×87×24mm |
重さ(実測) | 647g |
充電回数目安 | iPhone SE 約10回 iPad Pro 12.9 約1.8回 MacBook Pro 13 約1.2回 |
ウリはPD最大100W出力に対応したUSB-Cポートが1つ、最大18WのUSB-Aが2つと使い勝手が良く、26,800mAhと大容量な点です。
さすがにMacBook Pro 15(2019)を満充電させることはできないようですが、100W出力により低電力で充電ができないということはありません。
MacBook Pro 13(2020)やChromebookなどやスマホであれば十分過ぎる容量ですので、1台持っていれば安心なモバイルバッテリーです。
では外観などをチェックしていきますが、その前に同梱品から紹介。
取説とUSB-C to USB-Cケーブルが同梱されています。
ちなみに同梱されているケーブルはナイロン素材となっています。
柔らかいので曲げやすく、丈夫で扱いやすいので持ち運ぶときにはこのケーブルをそのまま使えるので便利だと思います。
続いて本体のロゴがある側とポート側。
ポート側は、電源ボタンと通知用LED、QC3.0対応Aポートが2つ、PD100W対応のAポートがあります。バッテリー本体への給電はUSB-Cポートのみ利用できます。。
パッと見だとわかりづらいですが、結構大きめ&ズッシリとしています。
厚みもそれなりにありますがハードカバーのラージサイズノートと同程度、重さは実測で647gありました。
さすがに600g超えだとカバンに入れたときに明らかな違いを感じますが、PCを2台持っていったりするよりは軽いので、バッテリー容量を考えても悪くはないでしょう。
実際の使用感
ということで、実際にMacBook Pro 15(2019)とChromebook(Pixelbook)で試しに使ってみましたが、どちらでも問題なく使用可能です。
Chromebookだと30W以下の出力でも充電できたりしますが、CHOETECHのモバイルバッテリーであれば急速充電対応機種なら余裕を持って充電できます。
ちなみにPixelbookだと1回以上は充電可能でしたので、650g追加されるだけで8時間のバッテリー駆動時間を確保できるのは大きいと思います。
MacBook Pro 15(2019)の場合は、大体8〜9割まで充電するとモバイルバッテリーの残量が怪しくなる感じですが、こちらもトータル6時間分くらいは稼げるのでかなり良いと思います。
注意点としては、充電中にかなり発熱することとUSB-Cケーブルをモバイルバッテリーに差してから充電したい機種に接続しないとモバイルバッテリーを充電しようとすることです。
いまのところ使っていて他に気になるところはありませんが、あえて言えば重いこととサイズが地味にデカイことくらいですね。
まとめ
ということでCHOETECHのPD100W対応USB-Cモバイルバッテリーですが、長時間外に出るときに1台持っておけば安心できるバッテリーです。ただし、サイズと重さがありますので身軽にしたいという人だと辛いかもしれません。
私のように外で長時間作業をするときにすぐ充電できない場所しかない人や出張などですぐコンセントから充電できないといった場合には重宝すると思います。