先日からGoogleの「Pixel Buds」が海外で発売されたことがわかっていますが、その前にどうしても新しい「iPhone SE」と「AirPods Pro」を試したい衝動に駆られまして、ついにどちらも購入してしまいました。
本来は「iPhone SE」もレビューしたいところですが、個人的には後々「Pixel Buds」と比較したいので、あえて「AirPods Pro」だけをピックアップしてレビューしていこうと思います。
もちろん、当ブログ的には「iPhone SE」と「AirPod Pro」だとつまらないので、「Chromebook(Pixelbook)」と「Pixel 3」で試しためしてみた、そのあたりの使用感も書いていきます。
なお、スペック等はすでにたくさんの情報が出ているため、諸々は端折ってサクッといきます。
開封と外観チェック
ではさっそく化粧箱から。
Appleらしいシンプルな箱ですね。こうやって見ると確かにマダツボミです。
箱の中身もとてもシンプルです。
「AirPods Pro」には、小・大のイヤーチップと取説、USB-C to Lightningケーブルが同梱されています。
ケースの外観
ではケースの外観をチェックします。
いままで安価なワイヤレスイヤホンが多かったので、ケースもデカいものがほとんどでしたが、さすが「AirPods Pro」はとにかく小さくて、コンパクトです。
ケースはスリムですし、イヤホン収納時でも重さはわずか56gですので、ポケットに入れるも小さいバッグに入れるも持ち運ぶには何も問題はないと思います。
もちろん見た目もシンプルでカッコいいので、この時点で買ってよかったと思わせる雰囲気があると思います。
それでいてワイヤレス充電が可能ですので、ここまではケースについて文句なしです。
ただ、相変わらずLightningコネクタを採用しているのが悔やまれるというか、ここはUSB-Cにして貰いたかったと個人的に思うところですね。
イヤホンの外観
続いてイヤホンの外観をチェックしていきます。
ケースを開いて出したところ。
割と頭の部分が出ているので、掴み取りやすい形状になっていると思います。
「AirPods」は購入していないので使い勝手の比較はできませんが、軸を見た感じから”うどん”と揶揄されたものよりスッキリとしていて、見れば気づくと思いますが、そこまで気にするものでもなくなっているので良いと思います。
軸の部分でタッチコントロールができますが、個人的にはやや操作しづらい感じがあるものの、このサイズであることを考えれば十分使いやすいと思います。
とくにソフトウェアなどを使用せずとも、軸のタッチ操作だけでアクティブノイズキャンセリングのオンオフができますし、Apple製品と連携すれば、簡単にそれを切り替えることができるので、とにかく機器との連携がスムーズだと思います。
Apple製品やChrmoebookと連携について
ぶっちゃけ、「AirPods Pro」に対してはUSB-Cコネクタにしてくれよ…と思う以外、とくに気になるところは今のところありません。
あったとしても、とにかくiPhoneやiPadはもちろんMacBookとの連携もスムーズで設定が楽なことがメリットとして大きいからです。
こういった連携のしやすさというだけで、Apple製品で持ち物を揃えたくなりますし、さすがと言うべきかも。
また、一度ペアリングしておけば、切り替えて接続したい機器のペアリング済み機種から「AirPods Pro」を選択するだけでスムーズに接続機器を切り替えることができるのが、地味に便利です。
わざわざ、いまの機種で切断を選んで、別の機種で接続させるとか一度イヤホンの電源を切る必要がないので、とにかく無駄がなくてスムーズ。
この点については、iPhoneからChromebookに切り替えるときでも、最初にChromebookとペアリングさえ済ませておけばスムーズに切り替わります。
ChromebookやAndroidスマホでも機能的にもとくに変わることはありませんので、ノイズキャンセリングや周囲音取り込みは使うことができます。
しかし、残バッテリーとか表示されないことやノイキャン、周囲音の取り込みなどモードを変更する操作が画面からできない(イヤホン軸のタッチ操作では可能です)ので、そこはやや不便に感じるところです。
こういう面においては、ChromebookやAndroidスマホでも使うことはできるけど、やっぱりApple製品同士で使うのがベストと言うしかありませんね。
というか、このためだけにMacBookとiPhoneに戻そうかと本気で考えるくらい便利に感じます。ちょっとしたことなんですけどね。
実際に使ってみて
ということで、実際に使ってみてですが、アクティブノイズキャンセリングも十分使えますし、周囲音取り込みモードもかなり使い勝手が良いと思います。
しかし、ノイズキャンセリングに関してはさすがに密閉型ヘッドホンの「Sony WF-1000XM3」には負けると思いましたが、このサイズ感でイヤホンですし、実際に外で使ってみても十分な効果を得られると思いますので、より手軽に持ち運んで、手軽にノイキャンを使えるという点では「AirPods Pro」はかなりオススメですね。
あと、周囲音取り込みモードはかなり自然な音が耳に入ってくると思います。
これを実際に使うと、たしかに皆がこれを付けたまま買い物したりするわけだと変な納得もできます。
バッテリー駆動時間についても、いまは長距離の移動とかしていないですが、会議などで1時間ほど使ったり、外で散歩するときの時間くらいなら2〜3日くらい放っておいても問題なさそうです。
ただ、ワイヤレス充電のおかげで充電器に置くだけでOKなので、定位置が充電器の上ならバッテリーが切れているという心配もほとんどないと思います。
とにかく、このサイズでノイズキャンセリング機能があるし、Apple製品とスムーズに連携できるという魅力が何よりだと思うので、いまiPhoneやiPad、MacBookなどを使っていて、購入を悩んでいるとすれば、「AirPods Pro」は買っても後悔はしないと思います。
ただ、それらを使っていない人にも「AirPods Pro」をオススメできるかと言えばとても難しく、例えば今回発売された「iPhone SE」などに乗り換えつつ一緒に購入するという場合には良いと思いますが、わざわざ乗り換える必要があるかどうかと言えば、正直ないと思います。
すでにノイズキャンセリング機能付きの良いヘッドホンやイヤホンを持っている方も同様で、Apple製品同士シームレスな連携をさせたいという考えがなければ、無理に「AirPods Pro」を購入しなくても良いはず。
まとめ
ということで、ざっくりと「Apple AirPods Pro」のレビューをしてきましたが、イヤホンとしてはとても高い次元でまとまった良いイヤホンなので、Apple製品同士やiPhoneなど目的の機種とスムーズに連携させたい場合には、ぜひ購入を検討すべきものだと思います。
反対に、すでにノイズキャンセリングヘッドホンやイヤホンがあり、AndroidやChromebook、Windowsがメインだという方には、Apple製品と一緒に買うとか目的がなければ、お値段も高めなので少々勿体ないかなという感じです。
もし手元にApple製品があって悩むなら買うべきだし、なくても一緒に買えるというならぜひ買って試してみてくださいね。
今度は「Pixel Buds」をレビュー予定なので、乞うご期待!