Google は、Pixel 11 シリーズで最初に導入した Noto 3D 絵文字を Pixel 以外の Android デバイスにも展開することに合わせて、Noto 3D 絵文字の開発背景やデザイン方針を紹介しました。
写実よりも「感情の伝わりやすさ」を優先
Google によると、絵文字を 3D 化するにあたっては写実的な表現をあえて避け、感情の伝わりやすさを優先したといいます。
たとえば、カンガルーを解剖学的に正確な姿で描くと筋骨隆々で威圧的な見た目になってしまうといい、キャラクターに立体感を持たせつつも、表情やディテールはイラストレーションらしい柔らかさを残す方針が取られました。
このほかにも、顔のディテールを絞ることで表情を読み取りやすくする工夫や、チャット上の小さい表示サイズでも視認性を保つための設計ルール、ダークモードでシルエットが紛れないようにするための調整なども行われています。
3D 化で見えた 2D 時代の見落とし
3D では正面だけでなく全方向からの見た目を作り込む必要があり、この過程でこれまで想定していなかった課題にも直面したことを説明しています。
象徴的な例がプードルの絵文字で、2D では前脚の陰に隠れて見えなかった 4 本目の脚が欠けていたことが判明し、現在は修正されています。


また、全身のシルエットが見える方が感情移入しやすいことが研究で分かったといい、これまで顔だけのデザインだったアライグマなど一部の動物の絵文字は全身デザインへと刷新されました。
Pixel 以外の端末にも展開
今回の説明のなかで、Noto 3D は Pixel 以外のデバイスにも拡大されることが発表されており、Nothing、Lenovo、Xiaomi、OPPO、OnePlus、realme、vivo、iQOO、HONOR、TECNO、Infinix、itel、Motorola のデバイスに展開されます。
ライブラリはオープンソースとして公開されており、Google の GitHub ページから絵文字ファイルを入手できます。











