Google が開発を進める Snapdragon X 搭載 Googlebook のリファレンスボード「Bluey」に、新たに「Aneto」と呼ばれる開発ボードが追加されました。
Intel Wildcat Lake を搭載する「Matsu」の派生モデルとして扱われていることから、基本的な構成は近いと考えられますが、CPU が Snapdragon X に変わり、メーカーは Acer になる可能性が示されています。
「Matsu」の派生として「Bluey」シリーズに
今回開発が始まった Aneto は、Snapdragon X チップを搭載する Googlebook のリファレンスボード「Bluey」をベースに構築されていますが、Chromium Gerrit のコミットからは Intel Wildcat Lake (Core Series 3) を搭載する「Matsu」の派生モデルであることが示されています。


つまり、CPU は異なるものの、Matsu のハードウェア仕様を Snapdragon X 向けに移植したものが Aneto であると考えられます。なお、コード自体は「Annite」からコピーされています。
メーカーについては、当初バッテリーに関するコードから HP のデバイスになる可能性が示されていましたが、その後のコミットで Acer 製のデバイスに採用実績のある「cosmx-ap23cbp」という型番が追加されたことで、Acer 製になる可能性が高まりました。


なお、コミットを投稿した Quanta の開発担当者は HP と Acer 双方の Googlebook 開発に携わっているため、どちらになるかは確定ではありませんが、Acer の可能性が高いと考えられます。
予想される仕様
Matsu がベースになるとすれば、Aneto は 14 インチクラスの Googlebook になることが予想され、現時点で確認できている内容からは次のような仕様を備える可能性があります。
- ディスプレイ : 14 インチ、OLED パネル対応
- タッチパネル : 対応
- CPU : Snapdragon X Plus
- ポート : USB-C 最大 2 つ、USB-A、HDMI
- 通信 : Wi-Fi 7 対応
- その他: 指紋センサ
最新のコミットから、「Matsu」などでは無効化されていた USB-A と HDMI のポートが有効化されたことも確認され、タッチパネルに対応する可能性を示すコードも追加されました。
また、現時点では確定ではありませんが、Snapdragon X Elite ではなく X Plus を採用する可能性のある Annite からコードがコピーされているため、CPU には同様に X Plus が採用される可能性があります。
まとめ
現時点では、コードが新たに追加された開発の初期段階であり、詳しい仕様については分かっていません。今後の開発次第では仕様やメーカーが変更される可能性も十分にあります。
Google は 2026 年 9 月に Googlebook のプレビューイベントを開催し、第 1 弾のリリースが期待されていますが、Aneto をはじめ最近開発が確認された Googlebook は、2026 年後半から 2027 年前半に登場することが予想されます。











