Google は 2026 年 4 月 2 日(現地時間)、ブラウザベースの動画編集ツールである Google Vids にて、最新の動画生成 AI である Veo 3.1 や音楽生成モデルの Lyria 3 を用いた生成機能を、すべての Google アカウントユーザーに無料で提供開始したことを発表しました。
これにより、テキストや画像から動画クリップを生成する機能が、すべての Google アカウントユーザーに無料で提供されるようになりました。
全ユーザーへの無料動画生成の展開
今回のアップデートにより、すでに Google Vids に導入されている動画生成モデル Veo 3.1 を利用した機能が広く開放され、プロンプトを入力したり写真をアップロードしたりするだけで、AI が自動的に動画クリップを作成できるようになります。
高価な機材や長時間の編集作業を必要とせず、ブラウザ上で動画制作が完結するため、作業コストの削減が見込めます。
個人アカウントを含むすべてのユーザーに毎月 10 回の無料生成枠が提供されるため、誰でも動画生成を試すことが可能です。なお、Google AI Ultra などの上位プランを契約している場合は、月に最大 1,000 回の動画生成に対応します。
日本語対応の AI アバターとカスタム音楽
AI アバター機能も強化され、服装や外見、背景などをカスタマイズできるようになり、異なるシーン間でもアバターの声や見た目の一貫性が保たれます。
さらに、アバターが単に話すだけでなく、アップロードした商品の画像など特定のオブジェクトと対話できる「ダイレクトアバター」機能も追加されています。
音楽生成モデル Lyria 3 および Lyria 3 Pro を活用したカスタム音楽の生成も可能になり、動画の雰囲気に合わせて、30 秒の短いクリップから 3 分間のフルトラックまで楽曲を作成できます。
また、アバターと AI ボイスナレーションが日本語を含む 7 言語(フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語)に新たに対応しました。
Chrome 拡張機能のリリース、共有フローの改善など
今回、新しく Google Vids の Chrome 拡張機能がリリースされ、Google Vids のページを開くことなく、ブラウザ上のどこからでも直接画面を録画できます。録画した素材はそのまま Vids 内で編集可能です。

さらに、完成した動画をローカルにダウンロードすることなく、直接 YouTube に公開する機能も追加されました。デフォルトでは「非公開」設定でエクスポートされるため、公開前に内容を確認できます。
その他にも、Google Workspace 全体の機能として、Gmail にグループ会議の予定調整をサポートする機能が追加されたほか、Google Meet の AI アシスタント機能も日本語に対応しています。
まとめ
今回のアップデートにより、AI を活用した動画制作環境が一般ユーザーにも広く開放されました。
日本語のサポートや毎月の無料枠が用意されたことで、動画作成の経験がない人でもコンテンツを作成しやすくなっています。
とくに Chrome 拡張機能の登場は、ブラウザ上での操作が中心となる Chromebook ユーザーに便利です。すでに利用可能となっていますので、チェックしてみてください。


