Google は 2026 年 4 月 13 日(現地時間)、Google Home 向けの Gemini において、音楽再生やプレイリストの指定、メモとリストの管理機能の改善のほか、音声認識の精度向上や応答速度の短縮などを含むアップデートの展開を開始しました。
すでに日本でも Gemini for Home と Gemini アシスタントが利用できるため、今回の改善が適用されます。
メディアとプレイリストの認識精度が向上
音楽再生において、指定したプレイリストを認識する能力が向上したことで、正確な名前を思い出せなくても「お気に入りの曲を流して」といった曖昧な指示で再生できるようになりました。
- プレイリスト認識の向上: 部屋が騒がしい場合や正確な名前を覚えていなくても、個人のプレイリストをより正確に識別します。
- 精度の強化: 「間違ったアーティスト」が再生されるエラーなど、音楽に関する誤認識を減らすようモデルを調整しています。
- メディアコントロールの改善: 「一時停止」と指示した際の反応がより速くなりました。
メモとリストの管理がより柔軟に
メモやリストの管理機能がアップデートされ、より複雑な指示に対応できるようになりました。複数の指示を別々に繰り返す手間が省けるため、日々の買い物の準備などで役立ちます。
- より柔軟な編集: 自然な言葉でリストを管理でき、表示や更新すべきリストの特定、既存のメモへの追加がスムーズになりました。
- 一度に複数の処理を実行: メモをリストに変更したり、特定のカテゴリを一括で削除・移動したりするなど、より高度な操作が可能です。(例:「買い物リストから野菜をすべて削除して」など)
- 管理の信頼性向上: リストが存在しないと誤認識される問題や、音声操作と画面表示が同期しない問題を修正しています。
音声認識の改善と応答速度の短縮
ユーザーの意図や会話のペースをより正確に汲み取るための改善が行われ、話すペースに合わせて音声入力を待つ機能などが導入されました。
- 会話の途切れを軽減: ユーザーの話す速度を考慮して話し終わったタイミングを判断するようになり、コマンド全体を一度で正確に認識しやすくなりました。
- 文脈理解による精度の向上: 文脈から意図を正確に読み取り、デバイスの操作や音楽再生、アラーム設定など適切なアクションを実行します。
- 日付と時刻の応答速度の短縮: 「今何時?」「今日は何日?」といった単純な質問に対して、より早く回答するよう最適化されています。
保護者による使用制限とバグ修正
子どものいる家庭でも状況に合わせて Gemini の利用を制限できるようになったほか、iOS 向けアプリを中心に各種修正が行われています。
- 保護者による使用制限と Digital Wellbeing: Google Home アプリから、コンテンツフィルターの設定、利用時間の制限、デバイスへのアクセスの一時停止、Gemini の利用を休止する時間帯のスケジュール設定が可能になりました。
- iOS 向けカメラ接続の安定性向上: iOS 版 Google Home アプリにおいて Nest Cam の接続方法を再設計し、ライブストリームがより安定して表示されるようになりました。
- iOS 向けタイムラインスクロールの改善: タイムラインをスクロールする際の画質が向上し、ビデオを止めずに被写体や状況を確認しやすくなりました。
- サーモスタット設定のインターフェース修正: 専門の設置業者が高度な設定を正確に保存できるよう、Google Home アプリ内の温度スライダーの動作を修正しました。
まとめ
今回の Google Home 向け Gemini のアップデートは、音楽再生やリスト管理といった日常的によく使われる機能の精度と速度を改善する内容となっています。
日本でも、先日から Gemini for Home と Gemini への置き換え(いずれも早期アクセス)が展開されており、今回のアップデートが適用されます。
アップデートはすでに Google Home アプリを通じて順次展開されていますが、実際の Nest デバイスなどに反映されるまで時間がかかる場合があります。
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