Google は 2026 年 9 月 17 日 (現地時間)、個人ユーザー向けの実験的な AI エージェント機能として提供していた「CC」を、家族やグループ向けにも提供を開始したことを発表しました。
この「CC」は昨年 12 月の発表後、今年 5 月に Gemini アプリの「今日のまとめ (Daily Brief)」として導入され、個人のパーソナルエージェントとして機能するものでしたが、今回のアップデートにより複数人で共同管理できる新しい機能が加わりました。
現時点では、この機能は米国在住の個人の Google アカウントを持つユーザーを対象とした Google Labs の実験的な機能となっています。
専用アカウントで家族と連携
今回、CC は独自の Google アカウントを持つようになり、最大 6 人のメンバーが CC を管理・利用できます。
CC が参照できるのは、各メンバーが共有を選んだ情報に限られ、例えば子どもの学校や習い事、病院などからのメールが対象になります。




共有された情報は自動的に割り振られ、家族共通の「今日の予定」としてまとめられるほか、カレンダーやタスクとも連携します。
CC が実行できる主な機能は次のとおりです。
- 共通の「今日の予定」: 毎朝、家族全員が同じ内容の朝の予定確認を受け取り、誰がどこに行く必要があるか、何をすべきかをひと目で確認できる。CC が前日までに完了させた作業もあわせて表示される
- 予定とタスクの管理: 家族間で共有された情報から重要な日程や ToDo リストを自動で抽出し、家族用のカレンダーやタスクリストに反映、状況の変化に応じて更新する
- 代行作業: 参加同意書やアクティビティ登録の PDF 入力、学用品の買い物リスト作成、週単位の献立作成といった作業も CC が代行し、不足している情報があれば確認を求める


CC は Gmail、チャット、ドキュメント、カレンダーといった Google のツールと連携し、それぞれ Google のエージェント基盤「Antigravity」上で稼働する独立したクラウド環境で動作します。
これにより、クラス登録用 PDF の事前入力や、Google マップ API を利用した予定間の移動時間の確認、共有ドキュメントやスプレッドシートの作成といった処理が可能になっています。
情報を CC と共有する方法
CC に情報を共有するには、学校や旅行予約先など、常に共有したい送信元メールアドレスをあらかじめ指定しておく「Auto cc CC」機能のほか、単発の予定などは、メールや Google チャット経由でその都度 CC に送ることもできます。


ドライブのフォルダやファイルを共有したり、CC をカレンダーに追加したりすることも可能で、共有する内容や範囲はメンバーごとにいつでも変更できます。
この CC は、現状米国在住の 18 歳以上の個人用のGoogle アカウントユーザーが対象となっており、Web とモバイルで提供を開始します。日本を含むグローバルへの展開については言及されていません。











