Google は 2026 年 8 月 29 日、Gemini アプリの月次アップデートをまとめた 2026 年 8 月版の「Gemini Drop」を発表しました。
今月のアップデートには、学生向けの 1 年間無料プランや学習支援ツールの追加をはじめ、最新モデル「Gemini 3.7 Flash」の導入、Gemini Live によるタスク代行機能の拡張、Waymo 車内アシスタントの統合など、幅広い改善が含まれています。
学生向け学習支援ツールと 1 年間無料プランの展開
学生を対象として、2026 年 12 月 31 日までの申し込みで Gemini の年間プランを無償で利用できるキャンペーンが開始されました。
あわせて、授業の教材や課題を Gemini と連携させて学習を進められる「学生ハブ」が追加され、学習内容をまとめる「学習用ノートブック」の作成や、フラッシュカードの作成、小テストの実施などが行えます。
学習用ノートブックでは、アップロードした授業資料をもとに Gemini が学習計画を自動的に組み立てます。自身の理解不足を特定する診断クイズの実施や、個人の進捗に応じたレッスン・クイズの作成に対応し、ダッシュボードで達成状況をリアルタイムに確認できます。
Gemini 3.7 Flash の展開
複数の手順を要するタスクにおける推論精度を高めた新モデル「Gemini 3.7 Flash」が Gemini アプリなどで利用可能になりました。
Google Workspace アプリとのツール連携精度も改善されており、アイデアを実際の作業へつなげやすくなっています。
Gemini Live の機能拡張とアプリ連携
Gemini Live では、複雑なタスクの処理や代行する機能が追加されました。
- パーソナルインテリジェンス : アプリ間の情報を接続してユーザーに合わせた回答を出力
- Daily Brief : 一日の予定や必要情報のまとめ出力
- Gemini Spark : タスク処理の自動化支援
- Gmail 受信トレイの管理 : 受信トレイの整理や確認作業の代行
さらに Gemini アプリと連携できる外部サービスが拡大されました。
Waymo 車内アシスタントに Gemini が統合
自動運転タクシーの Waymo において、車内アシスタントとして Gemini が統合されました。
座席の画面に表示される Gemini アイコンを押すことで、音声を使って車内の環境設定や周辺情報の確認を行えます。
Gemini は自動運転システム(Waymo Driver)とは完全に独立して動作し、ユーザーが起動操作を行うまで無効化されています。
Gemini Omni 1.1 Flash による動画延長機能
動画生成モデル「Gemini Omni 1.1 Flash」の搭載により、Gemini 内で作成した動画を途切れた位置からそのまま延長できるようになりました。
まとめ
8 月は学生向けの無料プランや学習支援機能、Gemini Live のタスク代行機能拡張など、幅広い層に向けた更新が中心となりました。
なお、Gemini アプリの外部アプリ連携は地域により対応するサービスが異なり、Waymo の車内アシスタント統合は Waymo のサービス提供地域に限られます。
Gemini Drop の詳細については、Google が公開している Gemini Drops Hub をご覧ください。











