Google の Gemini 担当 VP である Josh Woodward 氏が X への投稿で、Gemini アプリの「思考レベル」機能を全ユーザーに開放したことを発表しました。
これにより、無料ユーザーを含むすべてのプランで「標準」と「拡張」の 2 段階から思考レベルを選べるようになりました。この機能は Web 版、Android 版、iOS 版の Gemini アプリで利用できます。
思考レベルの選択方法と対応モデル
思考レベルは、Gemini のモデル設定から変更でき、現在は Gemini 3.5 Flash と Gemini 3.5 Flash-Lite の 2 モデルが対応しています。
それぞれのモデルを選択した状態で「標準」または「拡張」を切り替えられ、Google のヘルプページによると次のような違いがあります。
- 標準: デフォルト設定で、ほとんどの質問に最適。一般的に回答が速い
- 拡張: 複雑な問題の解決。応答前に長い時間をかけて推論を行う


筆者の個人アカウントでは 5 月 18 日の時点ですでに展開を確認していましたが、今回の Woodward 氏の投稿により、全ユーザーへの提供が公式に明らかになりました。
「拡張」使用時の利用制限への影響
拡張思考を使用すると、標準思考と比べて利用制限の消費が速くなります。
Gemini アプリでは現在、プロンプトの複雑さや使用するモデル・機能に基づいて使用量を消費する仕組みが採用されており、拡張思考は消費量が多い機能のひとつに位置付けられています。
単純な検索や日常的な質問など、深い推論を必要としないクエリには「標準」を使用し、拡張は複雑な分析や多段階の推論が求められる場面に限定するのが現実的な使い方です。
また、Google は先日 Gemini アプリの使用制限の緩和を実施しており、「標準」の Gemini 3.5 Flash-Lite であれば、プロンプトの使用制限がカウントされなくなりました。
なお、Gemini 3.1 Pro で利用できる「Deep Think」は引き続き AI Ultra ユーザー限定となっています。








