Google は 2026 年 11 月 6 日 (現地時間)、ChromeOS 156 安定版を実行する Chromebook などの ChromeOS および ChromeOS Flex デバイス向けに、2 回目のマイナーアップデートの展開を開始しました。
このアップデートにより、サポートされるデバイスは Chrome ブラウザのバージョンが 156.0.8078.77 から 156.0.8078.93 へ、プラットフォームのバージョンは 16836.30.0 から 16836.32.0 へと更新されます。
記事執筆時点で、筆者が所有する複数の Chromebook / Chromebox で展開を確認できており、サーバー側の展開状況でもごく一部の教育向けモデルに遅れがあるのみで、ほとんどの機種に展開されています。
アップデートの内容と既知の問題
今回のマイナーアップデートでは、内蔵されている Chrome ブラウザにおいて、合計 10 件のセキュリティ脆弱性が修正されています。
深刻度の内訳は「High (高)」が 7 件、「Medium (中)」が 2 件、「Low (低)」が 1 件で、最も深刻度が高い「Critical (致命的)」に分類される修正は含まれていません。
なお、ChromeOS 固有のシステムコンポーネントやサードパーティ製コンポーネントの修正は記載されていません。
深刻度が「High」の修正は、以下の 7 件です。
- CVE-2026-121076 : WebXR における解放後使用 (Use after free)
- CVE-2026-121208 : Media における境界外読み取り (Out of bounds read)
- CVE-2026-79235 : WebGL における解放後使用 (Use after free)
- CVE-2026-121233 : CacheStorage における型の取り違え (Type confusion)
- CVE-2026-121213 : Images における未初期化のリソース (Uninitialized resource)
- CVE-2026-121241 : Navigation における解放後使用 (Use after free)
- CVE-2026-121201 : Animation における解放後使用 (Use after free)
このほか、深刻度「Medium」として Media における境界外読み取りと Platform のセキュリティ上の問題が、深刻度「Low」として Editing における不適切な入力検証が修正されています。
現時点において、今回のアップデートを適用したことで広く影響を及ぼすような新しい問題の報告はありません。
一般的なトラブルシューティングでも解決できない問題が発生した場合は、以下の手順で Google にフィードバックを送信できます。
- [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信] または Alt + Shift + I
アップデートの確認と適用
今回のアップデートにはセキュリティ修正が含まれており、新しい不具合の報告もないため、通知が届き次第早めに適用しておくことをお勧めします。
デバイスによって配信のタイミングが異なる場合があるため、まだ通知が届いていない場合は数日様子を見てください。組織で管理されているデバイスの場合は、管理者の設定によってアップデートが制限されていることがあります。
アップデートを手動で確認するには、[設定] > [ChromeOS について] > [アップデートを確認] を実行してください。











