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Google、Chrome 149 安定版をリリース。深刻度「Critical」の脆弱性 22 件を含む 429 件を修正

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Google、Chrome 149 安定版をリリース。深刻度「Critical」の脆弱性 22 件を含む 429 件を修正
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Google は 2026 年 6 月 2 日(現地時間)、Windows、Mac、Linux のデスクトップ向けに Google Chrome 149 安定版(Stable)へのメジャーアップデートをリリースしたことを発表しました。

今回のアップデートにより、デスクトップ版 Chrome のバージョンは Linux 向けが 149.0.7827.53、Windows および macOS 向けが 149.0.7827.53 / .54 へと更新されます。アップデートは今後数日から数週間にかけて順次展開される予定です。

目次

修正された脆弱性

今回のアップデートには、合計 429 件のセキュリティ修正が含まれています。

公開されたリリースノートによると、深刻度が「クリティカル(Critical)」のものが 22 件、「高(High)」が 87 件、「中(Medium)」が 226 件、「低(Low)」が 94 件となっています。

前回のメジャーアップデートで 3 件であったクリティカルの脆弱性が今回は 22 件と大幅に増加しており、セキュリティ上の重要度が高いアップデートです。

以下は、深刻度が「クリティカル (Critical)」に分類された脆弱性の一覧です。

  • CVE-2026-10881: ANGLE における境界外の読み取りと書き込み
  • CVE-2026-10882: Network における解放後使用
  • CVE-2026-10883: ANGLE における境界外の書き込み
  • CVE-2026-10884: Chromecast における解放後使用
  • CVE-2026-10885: Chrome for iOS における解放後使用
  • CVE-2026-10886: FileSystem における解放後使用
  • CVE-2026-10887: Chromoting における解放後使用
  • CVE-2026-10888: Cast Streaming における解放後使用
  • CVE-2026-10889: ANGLE における境界外の読み取り
  • CVE-2026-10890: Cast における解放後使用
  • CVE-2026-10891: GFX における解放後使用
  • CVE-2026-10892: GPU における境界外の書き込み
  • CVE-2026-10893: Chromoting における解放後使用
  • CVE-2026-10894: Printing における解放後使用
  • CVE-2026-10895: Ozone における解放後使用
  • CVE-2026-10896: Chrome for iOS における解放後使用
  • CVE-2026-10897: GPU における境界外の書き込み
  • CVE-2026-10898: GPU におけるスタックバッファオーバーフロー
  • CVE-2026-10899: Ozone における解放後使用
  • CVE-2026-10900: Passwords における解放後使用
  • CVE-2026-10901: Passwords における解放後使用
  • CVE-2026-10902: Ozone における解放後使用

深刻度が最も高いクリティカルの修正として、ANGLE における境界外の読み取りおよび書き込み(CVE-2026-10881)、Network における解放後使用(CVE-2026-10882)、ANGLE における境界外の書き込み(CVE-2026-10883)などが対処されました。

High・Medium・Low に分類された脆弱性については、V8、WebRTC、ANGLE、Skia、Password Manager、Extensions など広範なコンポーネントにわたる修正が含まれています。詳細は公式リリースノートを参照してください。

なお、バグに関する詳細な情報へのアクセスは、大多数のユーザーが修正済みバージョンへのアップデートを完了するまでの間、制限される場合があります。

Chrome ブラウザの手動アップデート手順

デスクトップ版 Chrome ブラウザのアップデートは通常、バックグラウンドで自動的に処理されますが、深刻度の高い修正が多数実施されているため、手動で最新の状態になっているか確認することをおすすめします。

  1. Chrome ブラウザを開く
  2. 右上の「︙(3 点リーダー)」アイコンをクリックする
  3. 「ヘルプ」から「Google Chrome について」を選択する
  4. 自動的に更新の確認とダウンロードが始まるのを確認する
  5. ダウンロード完了後、「再起動」ボタンをクリックして適用する

Chromebook など ChromeOS デバイスに対する同様のセキュリティ修正についても、今後展開される予定です。なお、ChromeOS 149 メジャーアップデートは、2026 年 6 月 16 日が予定されています。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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