Google は、Android デバイスや周辺機器の位置を特定するための「Find Hub」アプリにおいて、起動時のセキュリティ認証を廃止するアップデートを段階的に展開していることが報告されました。
この変更が適用されると、これまで Find Hub アプリを開く際に求められていた指紋認証や PIN コードの入力が不要になり、登録デバイスの一覧へすぐにアクセスできるようになります。
今回の変更はサーバー側の更新によって適用されるもので、現在段階的に展開されていますが、記事執筆時点では筆者の Pixel 10 Pro / Pixel 10 Pro Fold で確認できました。
追跡までのステップが短縮
Find Hub は、Pixel などのスマートフォンやタブレット、Pebblebee などのトラッカー、対応する Google アカウントに紐づくデバイスの位置情報をマップ上で確認できるツールです。
これまでは、アプリを起動するたびに生体認証などの確認が必要でしたが、今回の更新でこのステップが省略され、紛失したデバイスを急いで探したい際、よりスムーズにトラッキングを開始できるようになります。
すでに iOS の「探す」アプリや、Google マップの現在地共有機能でも同様の仕様が採用されており、業界の標準的な仕様に合わせる構成へと変更されました。
家族などとデバイスを共有しているユーザーにとっては、プライバシーが気になるかもしれませんが、アプリを起動するためにはそもそもスマートフォンのロック解除が必要となるため、一般的な利用ではセキュリティ上のリスクが大きく高まることは考えにくいと言えます。
段階的に展開中
現時点では筆者の環境でも展開を確認することができています。実際に試してみたところ、アプリを立ち上げるとスムーズにデバイスの一覧にアクセスすることができました。
ただ、プライバシーを懸念するユーザーのために、Google Authenticator (認証システム) アプリにある「プライバシー画面」のような、認証の有無をユーザーが選択できるオプションがあると良いかもしれません。
また、直近の Play ストア の更新内容によると、一部の Android デバイスで「正確な場所」機能が正しく動作しなかった問題も修正されました。


