Android 向け Gemini アプリに自動操作のプレビュー版が追加。海外の Pixel 10 などで順次展開

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Google は 2026 年 2 月 26 日、Android デバイス向けの Gemini アプリに、日常的に行う複数のステップを必要とするタスクを自動で処理してくれる新しい機能を追加することを発表しました。

この機能は現在早期プレビューとして公開されており、まもなく Pixel 10、Pixel 10 Pro シリーズ、および Samsung Galaxy S26 シリーズ向けのベータ版機能として展開される予定です。なお、初期段階では米国と韓国でのみ利用可能となります。

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バックグラウンドでアプリ操作を代行

この機能は通常の Gemini オーバーレイと同様に、スマートフォンの電源ボタンを長押しして Gemini を呼び出し、「家までの配車を手配して」や「DoorDash でいつもの食事を再注文して」と指示を出すだけです。

指示を受けると、Gemini はバックグラウンドでシームレスに処理を進めるため、ユーザーはわざわざアプリを開いて操作する手間が省け、そのままスマートフォンを使い続けることができます。

安全性とプライバシーへの配慮

自動化機能を利用するうえでのセキュリティやプライバシー保護について、この機能はユーザーの安全を最優先に設計されており、以下の 3 つのアプローチで安全性を確保しています。

  • コントロール: 自動化のプロセスはユーザーの明確な指示によってのみ開始され、タスクが完了するとすぐに動作を停止します。
  • 透明性: タスクの進行状況は通知を通じてリアルタイムで確認できます。必要に応じて進捗を表示したり、ユーザー自身が操作に介入したり、途中でタスクを中止したりすることも可能です。
  • アクセス制限: Gemini はスマートフォン内の安全な仮想ウィンドウ上で必要なアプリを実行します。これにより、指示されたタスクに必要なアプリにのみ限定的にアクセスし、デバイス内の他のデータやアプリには干渉できない仕組みになっています。

AI にデバイスの操作を任せることに不安を感じるユーザーも多いかもしれませんが、システム全体ではなく独立した仮想環境でアプリを動かすというアプローチをとっている点は、安心して使うための重要なポイントだと思います。

対象アプリと今後の展開

このベータ版機能は、初期段階としてフードデリバリーや食料品の買い物、ライドシェアといった特定のカテゴリの一部アプリで利用可能になります。

現時点では提供地域が米国と韓国に限定されており、日本国内の Pixel 10 ユーザーがすぐに試すことはできません。

しかし、これが正式リリースに向けて対応アプリや対象デバイス、提供地域を拡大していくことは間違いないため、日本でも今後の展開が期待されます。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
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