現在、Google は様々な Chromebook の開発を水面下で進めていますが、さらに新しい「Juchi」と呼ばれる Chromebook の開発を開始しました。
このデバイスは、昨年複数のモデルが投入された Intel の Raptor Lake 世代となる Core プロセッサ (シリーズ 1) を搭載する「Brox」がベースとなっています。
現時点ではまだどのメーカーがリリースするかは定かではないものの、Acer のデバイスに数多く携わっている開発者がいることから、おそらく Acer のモデルになる可能性があります。
新しい「Juchi」で分かっていること
今回発見された「Juchi」は、Intel Core 3 100U / 5 120U / 7 150U などを搭載する Chromebook のリファレンスボード(設計基盤)となる「Brox」をベースに構築されています。

この「Brox」をベースとした Chromebook には、次のようなモデルがあります。
- Acer Chromebook Plus 514 (CB514-5H) / Jubilant
- Acer Chromebook Plus 516 (CB516-1H) / Jubileum
- Lenovo Chromebook Plus 2-in-1 (14″, 10) / Lotso
いずれのモデルも昨年前半に海外で発表・発売されており、Lenovo は日本国内でも法人・文教向けに発売しています。「Juchi」はこれらのモデルと同等か後継という立ち位置になると予想されます。
開発コード上から確認できている情報をまとめると、「Juchi」は次のような仕様になることが示されています。
- テンキーの有無あり
- タッチパネル
- 2-in-1 コンバーチブルタイプ
- ファン搭載
- キーボードバックライトの有無あり
また、キーボードの設定ファイルに「Acer Chromebook Plus 514 / Plus 516」を示す「Jubilant」と「Jubileum」の 2 つのコードネームが記載されていることが確認でき、1 つのコードネームで 2 つのサイズ展開がある(テンキーなし/あり)可能性もあります。

ちなみに、Acer には「Dochi」と呼ばれるデバイスが存在しており、今回のデバイスと名称が似ていることや関係者の存在、キーボードの情報からも、このデバイスが Acer になる可能性も高いと考えられます。
とはいえ、これらはあくまでもコード上から想定されるものであるため、実際のデバイスとは異なる可能性があることに注意してください。
現在 Acer が開発しているとされるデバイス
ここ最近、Acer が開発しているとされるデバイスは「Juchi」以外にも複数存在しています。
例えば、Aluminium OS と関連付けられた Intel Panther Lake を搭載する「Moonstone」や、Kompanio 540 を搭載する「Chromebook 315 CB315-8H」、さらには「Kulnex」と「Moxoe」という 2 つの Chromebox などがあります。
おそらく、これ以外にもいくつかのデバイスが水面下で開発が進められており、Acer だけでなく ASUS や Lenovo なども積極的に開発を進めていることが確認されています。
まとめ
今回は、新たに「Juchi」と呼ばれる Chromebook の開発が確認され、Acer のデバイスとなる可能性が高いことが示されました。
現時点ではまだスペックの詳細やリリース時期については分かりませんが、昨年リリースされているデバイスをベースとしていることから、2026 年内に登場する可能性も高いと考えられます。
この他にも多数の Chromebook の開発が進められていますので、引き続き情報を追っていき、都度紹介していきます。


