プライバシーとセキュリティに特化したカスタムROM の GrapheneOS 開発チームは、Google Pixel 10 シリーズ向けのビルドを「実験的(experimental)」から「安定版(stable)」へと引き上げました。
数ヶ月にわたる開発と技術的な課題の解決を経て、最新バージョンである「2026011300」が初の公式安定版として展開されました。
開発を阻んでいた課題の解消
GrapheneOS による Pixel 10 シリーズのサポートは、2025 年 11 月から実験的なフェーズとして開始されていました。初期の段階からインストール自体は可能だったものの、いくつかのハードルが存在していました。
例えば、Pixel 10 シリーズ特有のハードウェアに起因する USB 機能の問題や、純正カメラ機能との整合性、全体的なシステム安定性の確保などがありました。
開発チームは今月初め、安定版への移行が遅れている理由について、カメラ機能の維持と、信頼性を担保するための修正作業に時間を要していることを説明していました。
その後、「2026011000」においてこれらの修正が完了したことで、ようやく安定版としての基準を満たすこととなりました。

一般ユーザーも導入を検討できる段階に
今回の安定版への昇格により、これまで「実験版」という言葉に慎重になっていた Pixel 10 ユーザーも、安心して GrapheneOS を選択できるようになります。
すでに実験版チャンネルを利用しているユーザーは、適切なチャンネル設定を行っていれば、シームレスに安定版ビルドへとアップデートすることが可能です。
プライバシー保護を最優先しつつ、Pixel 10 の新しいハードウェアを活用したいユーザーや、導入を検討していた方は、公式サイトの指示に従って最新ビルドを確認してみてください。


