Google Chrome 144 にセキュリティアップデートが展開。V8 エンジンの脆弱性を修正 (2026年1月21日)

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Google Chrome がアップデートされているところ

Google は 2026 年 1 月 20 日(米国時間)、デスクトップ版(Windows / Mac / Linux)およびモバイル版(Android / iOS)の Chrome ブラウザに向けてマイナーアップデートをリリースしました。

これにより、Windows / Linux が 144.0.7559.96、macOS が 144.0.7559.96/.97、Android と iOS はそれぞれ 144.0.7559.90 / .95 へと更新されます。

デスクトップ版および Android 版は今後数日から数週間かけて、iOS 版は数時間以内に App Store で順次展開される予定です。

目次

セキュリティ修正の内容

今回のデスクトップ版アップデートには、 1 件のセキュリティ修正が含まれています。

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  • [High] CVE-2026-1220: Race in V8

今回修正されたのは、Chrome の JavaScript エンジンである V8 における「Race(競合状態)」の脆弱性です。深刻度は「High(高)」に分類されています。

競合状態(Race Condition)は、複数の処理が予期しない順序でメモリやリソースにアクセスすることで発生し、クラッシュや予期せぬ動作、最悪の場合は任意のコード実行につながる可能性があります。V8 エンジンは攻撃の標的になりやすいコンポーネントの一つであるため、早めの対処が重要です。

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なお、現時点ではこの脆弱性が「実際に悪用されている」ことは確認されていません。Google は、ユーザーの大半が修正版へ更新するまで、技術的な詳細や関連リンクへのアクセスを制限するとしています。

Android 版についても、特記がない限りデスクトップ版と同様のセキュリティ修正が含まれるとアナウンスされています。

その他の変更点

セキュリティ修正以外にも、モバイル版(Android / iOS)のリリースノートには「安定性とパフォーマンスの向上」が含まれていると記載されています。

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具体的な機能追加や UI の変更に関する記述はなく、基本的には内部的な改善とセキュリティ対応が中心のメンテナンスアップデートと言えます。

手動によるアップデート手順

通常、Chromeブラウザはバックグラウンドで自動的に更新されますが、セキュリティ修正が含まれているため、手動で更新を確認し適用することを推奨します。手順は以下の通りです。

  1. Chrome ブラウザを開く
  2. 右上のメニューボタン(︙)をクリック
  3. [ヘルプ] > [Google Chrome について] を選択
  4. 自動的に更新の確認とダウンロードが始まります
  5. ダウンロード完了後、[再起動] ボタンをクリックして適用します

これにより、自動的に更新の確認とダウンロードが始まります。ダウンロード完了後、ブラウザを「再起動」することでアップデートが適用されます。

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著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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