Chrome ブラウザへの Gemini 統合となる「Gemini in Chrome」は、昨年から Windows や macOS 向けのデスクトップ版では展開され始めています。
Chromebook (ChromeOS) ではやや遅れていますが、海外ユーザーの報告により、ChromeOS 146 Canary において、Gemini in Chrome が登場したことが確認されました。
ChromeOS でもブラウザから直接 Gemini が利用可能に
「Gemini in Chrome」は、Chrome ブラウザのウィンドウナビゲーション(最小化ボタンの左隣)から AI アシスタントの Gemini を呼び出す機能です。
ブラウザに統合されたことで、単にチャットができるだけでなく、現在開いているタブの内容を参照して要約を作成したり、ページ内の特定の情報を抽出して比較、履歴から過去に訪れた Web ページを参照するといったことに利用できます。
今回、X ユーザーからの報告では、Gemini in Chrome の開発フラグ Glic を有効にした状態で確認できたようです。

予定では ChromeOS 144 で実装だが…
Google は以前 ChromeOS 144 で導入する計画があることを伝えていますが、最近の Chrome Enterprise / Education 管理者向けリリースノートにおいても、Chromebook の Gemini in Chrome は ChromeOS 144 で導入予定であることを明らかにしています。
ChromeOS / Chrome 144 : Chrome の Gemini 144 は、一部の ChromeOS デバイスに段階的に展開されます。
ただし、説明にあるように「一部の ChromeOS デバイスに段階的に展開」されるようです。
記事執筆時点で筆者の ChromeOS Canary 146.0.7639.9-r1570614 で関連フラグを有効にしても確認ができませんでした。
言語を切り替えても確認できなかったため、現状ではごく一部のユーザーに向けたテストか、言語・地域が限られている可能性があります。
そのため、ChromeOS 144 安定版で展開されたとしても、地域・言語を含めた制限がある可能性が高いと考えられます。
ちなみに、先日 Chrome 144 のリリースノートを紹介した時点では、この記載はなかったため、新たに追加されたのかもしれません。
まとめ
Chromebook でもようやく Gemini in Chrome が利用できるようになりますが、ChromeOS 144 の時点では一部のユーザーのみが対象となります。
また、Canary の時点でも有効にできるユーザーが限られており、安定版の日本語環境ですぐに利用できるかはまだ分かりません。
ChromeOS 144 安定版のリリースは 2026 年 1 月 27 日に予定されています。


