Google は 2026 年 1 月 5 日(米国時間)、法人および教育機関向けの ChromeOS LTS (Long Term Support) チャンネルに対し、マイナーアップデートの配信を開始しました。
今回のアップデートにより、ブラウザのバージョンは 138.0.7204.300 へ、プラットフォームバージョンは 16295.85.0 へと更新されます。
セキュリティ修正の内容
Google のリリースノートによると、以下の 4 つのセキュリティ脆弱性が修正されています。
- [High] CVE-2025-38349: epoll システムコールインターフェースにおける解放済みメモリ使用 (use-after-free)
- [Medium] CVE-2025-12443: WebXR における境界外読み取り (Out of bounds read)
- [Medium] CVE-2025-13720: Loader における不正なキャスト (Bad cast)
- [Medium] CVE-2025-13632: DevTools における不適切な実装
特に CVE-2025-38349 は重要度(Severity)が「High(高)」に設定されており、システムコールインターフェースに関連する問題のため、管理者の方は早めの対応をお勧めします。
ChromeOS の LTS とは
ChromeOS では、更新頻度や安定性に応じて複数のチャンネルが提供されています。その中でも LTS(Long-term Support)チャンネルは、特に企業や教育機関向けに安定性を最優先した運用が可能なチャンネルです。
ChromeOS の LTS チャンネルは、約 6 ヶ月ごとにメジャーアップデートが行われ、その間は今回のようなセキュリティ修正やバグ修正を中心としたマイナーアップデートが提供されます。
また、LTS の次期バージョン候補として LTC(Long-term Support Candidate)チャンネル も用意されており、LTS リリース前に検証を行いたい管理者向けに提供されています。
現在、ChromeOS LTS は ChromeOS 138 ベースですが、次回のメジャーアップデートは 2026 年 4 月 21 日 に ChromeOS LTS 144 が予定されています。
出典: Chrome Releases


