Google TV の Gemini 利用拡大。プロジェクターなどにも展開、Nano Banana も導入

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Google は 2026 年 1 月 5 日(米国時間)、ラスベガスで開催されている CES 2026 において、Google TV の Gemini の新機能に加えて、テレビだけでなくプロジェクターを含む、より多くのブランドやデバイスでも利用できるようになることを発表しました。

これにより、ユーザーはテレビの設定変更やコンテンツの検索、自分の Google フォトにある写真の表示などを、会話形式で行えるようになります。

また、これらの新機能に対応する最初のデバイスとして、TCL の新しいフラッグシップテレビ「X11L」シリーズも同時に発表されました。

目次

自然言語によるデバイス設定の操作

今回明らかにされた Gemini の主要な機能の一つが、自然言語を用いた設定のコントロールです。

従来の設定メニュー操作の代わりに、ユーザーが「画面が暗すぎる」や「セリフが聞き取りにくい」と話しかけるだけで、Gemini がその意図を汲み取り、画質や音質の設定を自動的に調整します。これにより、視聴中に複雑な設定メニューを操作する手間が省かれます。

視覚的な情報検索と「Deep dives」

ユーザーの質問に対し、単なるテキストだけでなく、画像、動画、リアルタイムのスポーツ情報などを組み合わせた視覚的な回答が表示されるようになります。

また、複雑なトピックについては「Deep dives(深掘り)」機能により、理解しやすい平易な言葉とナレーションを用いた要約が提供されます。

生成 AI によるクリエイティブ機能とフォト連携

Google フォトや生成 AI モデルとの連携も強化されます。

  • Google フォト検索: ライブラリから特定の人物や瞬間を検索・表示できます。
  • リミックス: 写真にスタイルを適用したり、スライドショーに変換したりできます。
  • Veo / Nano Banana: 個人的な写真を再構成したり、オリジナルのメディアをテレビ上で直接作成したりするために、Google の生成 AI モデル「Veo」や「Nano Banana」が活用されます。

最初の対応デバイスは TCL、Xbox Game Pass にも対応

これらの新機能に対応する最初のデバイスとして、TCL はフラッグシップモデル「X11L」シリーズを発表しました。

X11L は、独自の「SQD-Mini LED」技術を採用し、20,000 分割の調光ゾーンとピーク輝度 10,000 nits を備えたハイエンドモデルです。TCL によれば、X11L は Gemini による設定コントロールをサポートする最初のテレビの一つとなります。

また、TCL は Google TV として初めて「Xbox Game Pass」アプリに対応することも発表しました(後日アップデート予定)。

まとめ

Google および TCL から、Google TV における Gemini の新機能とアップデートが発表されました。

新機能はまず TCL の一部のデバイスから提供が開始され、今後数ヶ月以内に他の Google TV デバイスにも展開される予定です。

日本での具体的な展開時期や日本語対応については、現時点では明らかにされていません。

出典: Google Blog, TCL

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著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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