Samsung が開発中とされる次期アップデート「One UI 8.5」 において、クイックパネル(クイック設定)のカスタマイズ機能が Google Pixel に搭載された機能を発展させ、より自由度の高いカスタマイズが可能になるようです。
One UI 8.5 で導入される新しいクイックパネル
これは Google が Android 16 QPR1 で Pixel スマートフォン向けに導入した、クイック設定タイルのサイズをアイコンと大きなボタンの間で調整できる機能に追随するものです。
リークされた動画によると、One UI 8.5 のクイックパネルは、単なるタイルのサイズ変更にとどまらず、はるかに高い自由度を提供するようです具体的には、以下のようなカスタマイズが可能になるとされています。
- トグルやウィジェットの自由な再配置: ユーザーはクイックパネル内の各要素を好きな位置に配置できます。
- 各要素のサイズ変更: 個々のトグルのサイズだけでなく、メディアウィジェット、音量スライダー、明るさコントロールといった要素のサイズも調整可能です。
- 向きの変更: 明るさや音量のスライダーを、従来の水平表示から垂直表示に変更することもできます。
- 要素の完全な削除: すべてのトグルやウィジェットを削除し、完全に空のクイックパネルを作成することも可能で、ミニマリストなインターフェースを好むユーザーにとっては魅力的な選択肢となりえます。
これらの変更により、ユーザーは自身の使い方や好みに合わせて、クイックパネルをより直感的で効率的なものに作り変えることができます。
提供時期と対象デバイス
One UI 8.5 は、Galaxy S26 シリーズの発売に合わせて提供が開始されると予想されており、既存のデバイスへのアップデートは 2025 年初頭以降になる見込みです。
一般的に、One UI 8 (Android 16) のアップデート対象となるデバイスは、One UI 8.5 も受け取る可能性が高いと考えられます。
今回のリークは、Samsung がソフトウェアのパーソナライゼーションをさらに重視していることを示しています。ユーザーがインターフェースをより細かく制御できるようになることで、Galaxy デバイスの利便性が一層向上することが期待されます。
出典: SamMobile