Google の電話アプリに昨年導入された「コーリングカード」機能に、新たなカスタマイズオプションが追加されました。
これは Google 電話アプリの最新のベータ版 (version 192.0.806919635-publicbeta) で確認されたもので、連絡先の名前を表示するフォントをより詳細に調整できるようになっています。
コーリングカードでフォントの幅・太さ・丸みを調整可能に
Google 電話アプリの「コーリングカード」機能では、これまでも複数の書体から選択は可能でしたが、今回の更新により、フォントの「幅 (width)」「太さ (weight)」「丸み (roundness)」といった要素を手動でスライダー調整できるようになりました。
HelenTech でも確認したところ、Google Pixel 10 Pro とベータ版電話アプリで機能が追加されていました。


これにより、プリセットの書体だけでなく、ユーザーが独自に調整したデザインを作成することができます。
このカスタマイズ可能なフォントのベースには「Google Sans Flex」が使用されているようです。フォントの形状を調整した後も、従来通りテキストの色を選択することは可能です。
新機能は電話アプリのベータ版で利用可能
この新しいフォントカスタマイズ機能は、現在 Play ストアで入手できる Google 電話アプリの最新ベータ版で利用できますが、安定版アプリへの展開時期はまだ不明です。
コーリングカードとは?
コーリングカードは、連絡先ごとにカスタマイズされた画面を作成できる機能です。
設定しておくと、その連絡先から電話がかかってきた際に、作成した画面が全画面で表示されます。この機能は、iOS の「連絡先ポスター」機能に類似しています。