Googleは、Google TVのホーム画面における新しいデザインを正式に発表し、一部のデバイスから順次展開を開始しています。今回の変更は、ナビゲーションバーを中心としたインターフェースの刷新が含まれます。
新しいナビゲーションバーのデザイン
先週、一部ユーザーからテストが行われているとの報告があったように、今回のデザイン変更における最も大きな点は、ホーム画面上部のナビゲーションバーです。
従来は「おすすめ」タブが中心でしたが、これが「ホーム」タブに置き換えられました。また、「ライブラリ」やその他のショートカットは、新しく設置されたプロフィールメニュー内に集約されています。これにより、よりシンプルで直感的な操作が可能になります。

サーバーサイドでのアップデートで順次展開
この新しいホーム画面デザインは、特定の OS アップデートを必要とせず、サーバーサイドからの変更によって各デバイスに適用されます。そのため、ユーザーが手動でアップデートを行う必要はありません。
すでに TCL 製 Google TV 対応テレビや Walmart の Onn Google TV 4K Pro などのデバイスで、新しいデザインが表示されたとの報告が上がっており、今後数週間でより多くのユーザーに展開されるとみられます。
Google の公式資料でも新デザインが公開
Google は、AI アシスタント「Gemini」の Google TV への搭載を発表した際のプロモーション資料や、Google TV の公式サイトで、この新しいホーム画面デザインを公開しています。これにより、今回のデザイン変更が公式のものであることが確認できます。
まだすべてのデバイスにこの変更が適用されているわけではありませんが、展開は着実に進んでいるようです。
なお、記事執筆時点では筆者の自宅の TCL 製テレビ では変更を確認することができませんでした。
出典: 9to5Google