Google の最新フラッグシップモデル「Pixel 10 Pro XL」のカメラ性能が、カメラ評価機関 DXOMARK のテストで総合スコア 163点を獲得しました。このスコアにより、グローバルランキングで 4 位に位置付けられています。
写真スコアは 165 点、動画スコアは 160 点と、いずれも高い評価を得ており、様々な撮影シーンで安定した性能を発揮するバランスの取れたカメラであることが示されました。
DXOMARK スコアとランキング
Pixel 10 Pro XL の総合スコアは 163 点で、テスト時点でのグローバルスマートフォンランキングでは、Huawei Pura 80 Ultra、Oppo Find X8 Ultra、Vivo X200 Ultra に次ぐ 4 位となりました。特定の機能が突出しているわけではありませんが、全体的に高いレベルでまとまっているのが特徴です。
- 総合スコア: 163 点 (グローバル 4 位)
- 写真: 165 点
- 動画: 160 点

カメラのハードウェア仕様
Pixel 10 Pro XL は、以下のトリプルカメラ構成を採用しています。
- メインカメラ: 50MP、1/1.3 インチセンサー、f/1.68 レンズ、光学式手ブレ補正 (OIS)
- 超広角カメラ: 48MP、1/2.55 インチセンサー、f/1.7 レンズ (13mm相当)
- 望遠カメラ: 48MP、1/2.55 インチセンサー、f/2.8 レンズ (128mm相当、光学5倍)、光学式手ブレ補正 (OIS)
写真性能
写真スコアは 165 点と高く、特に露出の正確さと広いダイナミックレンジが評価されています。ホワイトバランスも正確で、自然な色合いと肌のトーンを再現します。
明るい場所ではノイズが効果的に抑制されていますが、一部の屋外撮影ではフレア(光の映り込み)が見られる点が指摘されました。
望遠性能については、光学5倍のネイティブズームでは良好なディテールを維持しますが、中距離ズームではディテールが失われる傾向があります。
動画性能
動画スコアは 160点で、安定した露出と自然な肌の色合いが強みです。ダイナミックレンジも広く、明暗差のあるシーンでも白飛びや黒つぶれを抑えた撮影が可能です。
手ブレ補正は静止した状態では効果的に機能しますが、歩きながらの撮影では揺れが残る場面がありました。また、超広角カメラでの撮影は、暗い場所では品質が低下する傾向が見られます。
長所と短所
DXOMARK の評価では、Pixel 10 Pro XL のカメラの長所と短所は以下のようにまとめられています。
まとめ
Google Pixel 10 Pro XL のカメラは、様々な場面で安定した性能を発揮する「万能型」と言えます。露出の正確さや全体的な画質のバランスに優れており、多くのユーザーにとって信頼性の高い選択肢となります。
暗所撮影や中距離ズームなど一部の領域ではトップクラスの競合製品に及ばないとされるものの、総合力の高さは大きな魅力です。
実際に HelenTech でも Pixel 10 Pro を使い始めて数日ですが、Pixel 9 Pro とハードウェア的に大きな変更はないものの、写真撮影は安定していると感じ、かなり満足のできるモデルとなっています。
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出典: DXOMARK