Google アプリには、検索結果や気になったリンクを後で見返すためにブックマークし、整理できる「保存済み」と「コレクション」という便利な機能があります。しかし、現在のインターフェースはアクセス方法が複数あり、表示スタイルも統一されていないため、やや分かりづらいという欠点があります。
今回、Android Authority が Google アプリのベータ版 (バージョン 16.28.59) の APK 解析をしたところ、この「保存済み」と「コレクション」機能に、よりシンプルでわかりやすい新しいインターフェースが導入される可能性があることを発見しました。
新しい「保存済み」と「コレクション」のタブ付き UI
現在、Google アプリの「保存済み」と「コレクション」にアクセスする方法は 2 通りあり、それぞれで表示スタイルが異なるため、ユーザーにとっては少しわかりにくい仕様になっています。
一つはプロフィールアイコンのメニューからアクセスする方法で、カテゴリごとにグループ化されたクラスター表示がメインです。もう一つはアクティビティタブからアクセスする方法で、こちらは個々のリンクがサムネイル付きで表示されます。
今回発見された新しいデザインでは、「保存済み」と「コレクション」がそれぞれ独立したタブで表示されるようになり、ユーザーは目的のコンテンツを見つけやすくなる可能性があります。

まだ開発は初期段階
今回発見された画面では、実際に保存されたアイテムやコレクションは表示されず、機能が完全に実装されていないことから、この新しいインターフェースはまだ開発の初期段階にあるようです。
また、現在のテスト版では、この画面にアクセスすると Google アプリの外部のウェブページに移動してしまうとのことで、最終的にリリースされる際には、アプリ内に完全に統合されることが期待されます。
この機能はまだ開発途中のため、今後デザインが変更されたり、あるいは正式にリリースされない可能性もあります。