SB C&S 株式会社は、TCL 製の新しい Android タブレット 「NXTPAPER 11 Plus (ネクストペーパー イレブン プラス)」 と、専用スタイラスペン 「T PEN (ティー ペン)」 を 2025 年 7 月 25 日から日本で販売することを発表しました。
販売に先立ち、本日 7 月 23 日からトレテク!ソフトバンクセレクション、Yahoo!ショッピング、Amazon、全国の大手家電量販店 (一部店舗を除く) で順次予約受付が開始され、価格は 39,800 円となっています。
TCL NXTPAPER 11 Plus の主な特長と仕様
「TCL NXTPAPER 11 Plus」 は、紙のような質感を持つ特殊なディスプレイと AI スマート機能を搭載した、11.5インチの高性能タブレットです。
最大の特徴であるディスプレイには、独自の 「NXTPAPER 4.0」 技術が採用されており、マットな質感と光の反射を抑えた表示を実現しています。解像度は 2,200×1,440 と高解像度で、TUV 認証のブルーライトカット性能や AI による画質自動調整機能も備え、長時間の利用でも目の負担を軽減するとしています。
用途に応じて、「インクペーパーモード」、「カラーペーパーモード」、「通常モード」 の3つの表示モードを切り替えることができ、電子書籍の読書からイラスト制作、動画視聴まで幅広く対応します。
また、会議の録音やリアルタイム翻訳、文章の要約などをサポートする AI 機能も搭載。手書き文字をテキストに変換する 「AI 手書き入力」 にも対応しており、付属の専用スタイラスペン 「T PEN」 と組み合わせることで、メモやノート作成の効率が向上します。
なお、「T PEN」 は 4,096 段階の筆圧検知に対応し、1 度の充電で最長約 130 時間使用できるため、バッテリー切れを気にすることなく使うことができます。
性能面では、プロセッサに MediaTek Helio G99 を採用し、8GB RAM と 256GB のストレージを搭載。バッテリー容量は 8,000mAh で、最大約16時間の連続使用が可能です。エントリーからミッドレンジの Android タブレットという立ち位置です。
本体は約 6.5 mm の薄さと約 490g で持ち運びにも適しています。4 つのスピーカーと 2 つのマイクも内蔵しており、ビデオ会議やメディアコンテンツの視聴にも活用できるとしています。
「TCL NXTPAPER 11 Plus」 と 「T PEN」のどちらも、7 月 25 日から販売開始となり、タブレットは 39,800 円、ペンは 4,400 円で販売されます。
スペックシート
OS | Android 15 |
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ディスプレイ | 11.5 インチ 2,200×1,440 120Hz リフレッシュレート NXTPAPER 4.0 ブルーライトカット |
CPU | MediaTek Helio G99 |
RAM | 8GB (+ 8GB 仮想 RAM) |
内部ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | microSD (最大 1TB) |
リアカメラ | 8MP |
フロントカメラ | 8MP |
ポート | USB-C |
バッテリー | 8,000mAh 33W 有線充電 |
ネットワーク | Wi-Fi 5 Bluetooth 5.3 |
その他 | IP54 防塵・防水 [OP] T Pen (スタイラスペン) 対応 カラーモード切り替え(インクペーパー、カラーペーパー、通常) フリップケース同梱 |
サイズ | 260.5 × 176.8 × 6.5mm |
重さ | 約 490g |
まとめ
今回発表された 「TCL NXTPAPER 11 Plus」 は、「紙のような質感」 というユニークな特徴を持つディスプレイを搭載しCPU 性能やバッテリー容量も十分であるため、日常使いで電子書籍を長時間読む方や、タブレットで手書きのメモを多用する学生・社会人などにはちょうど良さそうです。価格も 3 万円台に抑えられており、フリップケース付きという点も悪くありません。