Google は、AI アシスタント Gemini のリアルタイム会話機能である Gemini Live のオーバーレイ UI (ユーザーインターフェース) を、 現在のデザインからダークモード風の新しいデザインをテストしている可能性があるようです。
この情報は Android Authority が、最新の Google アプリのベータ版 (v16.28.59.sa.arm64) を APK 解析したことにより発見したことを報じました。
Gemini Live の新しいコンパクトオーバーレイとデザインの変更点
この新しいデザインは、特定のフラグを有効にすることでプレビューが確認されました。これは先月明らかになった、よりコンパクトなオーバーレイの改良版とみられます。
機能的には従来のものと変わらず、フルスクリーンインターフェースを開くことなく Gemini Live との会話を開始・管理できます。カメラやファイルアップロードといったショートカットも引き続き利用可能です。
オーバーレイバーの変更点
新しい Gemini Live のオーバーレイデザインでは、アイコンがわずかに小さくなり、オーバーレイの角が丸みを帯びています。また、背景は Gemini のカラーテーマに沿ったダークなものに変更されています。
フローティングウィジェットの変更点
会話を最小化した際に表示されるフローティングウィジェットも更新されています。従来の角丸の四角形から完全な円形に変更され、ダークな背景に表示される波形のアニメーションも、より鮮やかになっています。
まとめ
今回の変更は、機能面での変更ではなく、視覚的な変更と使いやすさを向上させることを目的としているようです。今回の情報は APK 分解に基づくものであるため、これらの変更が最終的に一般ユーザー向けにリリースされるとは限りません。
デザインの好みは分かれるかもしれませんが、実際に動作していることなどから、将来のベータ版アップデートで正式に展開される可能性は高いと考えられます。
