2014 年に登場し、円形スマートウォッチの先駆けとなった Motorola の 「Moto 360」 が、2025 年に新モデルとして復活する可能性が報告され、レンダリング画像もリークされました。
これは Android Headlines が、公式とされるレンダリング画像を公開したもので、デザインや仕様の一部を明らかにしています。
リークされたデザイン
公開された画像によると、「Moto 360 (2025)」 は初代モデルから続く伝統的な円形デザインを継承しています。近年、Motorola は 「Moto Watch Fit」 のような四角いデザインのモデルも展開していましたが、フラッグシップモデルとして再び円形デザインを採用するようです。
本体側面には、2 時の位置にリューズ、4 時の位置にボタンが配置されており、これは 「OnePlus Watch 3」 と同様のレイアウトです。また、発売時には少なくとも 5 つのカラーバリエーションが用意されることが示唆されています。
Wear OS もしくはデュアル OS 採用の可能性
搭載される OS について、初代 「Moto 360」 は Android Wear (現在の Wear OS) を搭載していましたが、近年 Motorola が発売したスマートウォッチは、「Moto Watch OS」 と呼ばれる独自のリアルタイムオペレーティングシステム (RTOS) を採用していました。RTOS は、動作の軽さやバッテリー持続時間の長さに利点があります。
しかし、今回リークされた画像の文字盤は Wear OS に似ており、再び Google の Wear OS を搭載する可能性を示唆しています。
さらに、「OnePlus Watch 3」 のように、Wear OS と RTOS を組み合わせたデュアル OS を採用する可能性も考えられます。この方式では、高度な処理が必要なタスクは Wear OS で、通知などの基本的な機能は RTOS で処理することで、高機能と長いバッテリー寿命の両立が期待できます。
まとめ
今回リークされた 「Moto 360 (2025)」 は、伝統の円形デザインを継承しつつ、Wear OS を搭載する可能性が示唆されました。最新のトレンドであるデュアル OS を採用する可能性もありますが、現時点ではこれ以上の詳細はなく、今後発表が近づくにつれてさらに詳しい情報が明らかになると予想されます。