2025 年末に発表が期待される Xiaomi の次期フラッグシップ「Xiaomi 16」シリーズに、新たに追加されると噂の「Xiaomi 16 Pro Max」モデルが登場するかもしれません。
Weibo の著名なリーカー Digital Chat Station 氏によると、この「Xiaomi 16 Pro Max」はシリーズで最大容量となる 7,500mAh バッテリー(7,290mAhセル)を搭載し、他モデルの「16 Pro」や「16 Ultra」さえも上回る可能性があるとしています。
Xiaomi 16 Pro Max は 7,500mAh になる?
通常、シリーズ最高のスペックは最上位モデルである「Ultra」に搭載されるのが一般的です。しかし、Digital Chat Station 氏は、「16 Ultra」は大きく複雑な最先端のカメラハードウェアを搭載するため、物理的なスペースの制約からバッテリー容量が 7,000mAh に制限される可能性があると予測しています。
このカメラ性能とのトレードオフの結果、「Pro Max」モデルがシリーズ最大のバッテリーを搭載する可能性があるようです。

カメラの「Ultra」、バッテリーの「Pro Max」という差別化
2025 年のスマートフォン市場では、大容量バッテリーがトレンドとなる見込みで、Vivo X300 シリーズや Oppo Find X9 シリーズといった競合他社のフラッグシップモデルも、7,000mAh を超える大容量バッテリーを搭載すると予想されています。
Xiaomi が「Pro Max」を投入するのは、この大容量バッテリー競争で優位に立ち、特に長時間のバッテリー駆動を最優先するユーザー層に強くアピールするための戦略と考えられます。
これにより、「16」シリーズ内では、最高のカメラ体験を求めるユーザーは「Ultra」を、最高のバッテリー性能を求めるユーザーは「Pro Max」を、という明確な選択肢が生まれることになりそうです。
まとめ
今回のリーク情報が正しければ、Xiaomi 16 シリーズでは「Pro Max」がバッテリーに特化したモデルとして登場することになります。
これは、最上位の「Ultra」がカメラ性能を追求する一方で、バッテリー容量を重視するユーザーのニーズにも応えようとする、Xiaomi の新しい戦略と言えそうです。ユーザーは今後、自分の使い方に合わせて「カメラの Ultra」か「バッテリーの Pro Max」かを選ぶようになるかもしれません。