Samsung が開発中と噂される新しいフォームファクターの 3 画面の三つ折りスマートフォンについて、そのチップセットが One UI 8 ベータ版のコードから、Snapdragon 8 Elite になる可能性が示唆されました。
この情報は Android Authority は、Samsung の One UI 8 の新しいベータ版から、該当デバイスが Qualcomm のハイエンドチップセットを搭載することを示すコードを発見したと報じました。
One UI 8 のコードが示すチップセット
発見された情報によると、One UI 8 の内部ベータ版のコード内に「siop_q7mq_sm8750」という記述が発見されました。
このうち「q7mq」は、以前から Samsung の三つ折りスマートフォンのコードネームとして知られており、「sm8750」は、Qualcomm の現行フラッグシップチップセットである「Snapdragon 8 Elite」の型番を示しています。
このことから、Samsung が開発中の三つ折りスマートフォンには、Snapdragon 8 Elite が搭載されることがほぼ確実視されます。フラッグシップチップセットの搭載により、3 つのスクリーンを活かした高度なマルチタスクや、要求スペックの高いアプリケーションも快適に動作することが期待されます。
「Galaxy Z TriFold」のその他の噂
このデバイスは、リーク情報によると「Galaxy Z TriFold」という名称で登場する可能性があります。
これまでに報じられている主な仕様や情報は以下の通りです。
- ディスプレイ: 10インチ有機EL (OLED) スクリーン
- カメラ: 「Galaxy Z Fold 7」と同等のカメラ性能
- 価格: 400万ウォン (約2,930ドル) 以上
- 初期販売地域: 中国および韓国
- 発売時期: 2025年末 (同社モバイル部門責任者 TM Roh 氏の発言による)
今回報告されたチップセットも含め、あくまでも開発中の情報を参考にしたリークとなるため、最終製品とは異なる可能性があることに注意してください。
まとめ
現状ではまだ詳細はわかりませんが、Samsung は「Galaxy Z TriFold」と呼ばれる可能性のある、三つ折りスマートフォンの開発に取り組んでいることは確実です。
すでに Huawei が先行して三つ折りスマートフォンをリリースしていますが、Samsung が後出しでどこまで追いつけるかは、期待したいところですね。